8月19日 第12回小諸新校再編実施計画懇話会 開催されました

 昨日夕方18時より、小諸市役所にて第12回の懇話会が開催されました。
 今回のテーマは大きく分けて二つです。一つは小諸新校の施設設備について、もう一つは校名募集についての説明です。

 施設設備については、従来の校舎建築の流れとして、基本設計・実施設計から業者がに入り、発注、工事という流れであったものが、今回は、基本計画・基本構想の段階から専門業者に関わっていただく、ということです。現在そのための説明会が実施されており、業者の審査を9月から11月にかけて行っていくという段階です。NSD(長野スクールデザイン)プロジェクトが目指す、「新しい社会を創造する力」を育むことを目的とした環境を整備するためには、これまでのように単に規格に合う教室や校舎を作っていくのではなく、そこでどんな学びがどのように実践されていくのかをしっかりイメージすることが大切です。特に小諸新校が目指す「地域を舞台に多様性を重視しグローカルな視点で未来を創造する3科融合校」であるため、学校としても、まずは校内職員と、生徒、そして地域の皆様、さらには教育委員会、専門業者と膝を交えて話しをしていくことが必要と思います。
 これから忙しくなりそうです。

 校名募集については、県から9月上旬、募集要項が発表され、公に校名を募集していきます。次回の懇話会(11月から12月)で、一次選考を行い、さらにその次の懇話会(1月から2月)にて校名候補の決定を行う、という流れが示されました。構成員からは、選考の方法について、また募集の方法についていくつか質問が出されましたが、応募の数が多いということで決まることではないということや、広く募集できるようSNSなどを通じて情報発信をしていきたい、という説明もありました。本校でもマーケティングの授業で生徒たちが校名を考え発表する、という取り組みを行いました。いろいろな世代、特に高校生については自分事として関心を強めてもらいながら、ぜひ多くの応募があることを願います。どんな素晴らしい校名にきまるのか、 ワクワクします。


  


2022年08月19日 Posted by 坂口 健之 at 10:26Comments(0)

8月12日 小商のいいとこミッケ! 「校訓」

 本校の校訓は以下の通りです。

これは校長室に飾られてあります。大きな立派な額でその存在感を醸し出しております。
書道家の石橋犀水という方が、本校の創立50周年のお祝いとして、書いてくださったものです。本校に脈々と受け継がれています。

そして、以下のような紙が教室の目立つところに掲示されています。

「校訓とは、本校の目標」として、この校訓を生徒たちにわかりやすく伝えられるよう書かれています。

校訓は、私たちの目指す姿として、またあるべき姿として、そして本校が大切にしていることとして、すべての生徒がしっかりと共有しなければならない標です。
それをまずもって生徒たちにしっかり理解できるよう伝えていかなければなりません。

そんなことを先生たちはしっかり考えて生徒たちに伝えているんだな、と、この貼られているものを見て感じました。
  


2022年08月12日 Posted by 坂口 健之 at 09:37Comments(0)

8月10日 小商のいいとこミッケ! 「進路のホワイトボード」

 少し学校の中を歩いてみました。
 普段から面白いな、と思う場所や掲示、なにげない心配りがいいな、と思うオブジェだとか物の配置などあります。これ直したほうがいいな、とかもうちょっと何とかなんないかな、というところももちろんあります。(そりゃどこにだってありますよ。)その、いかしているところ(と私が独断で思うところ)を、ちょっとずつ紹介してみたいと思います。

 進路室の前のホワイトボードには、「来校企業の情報発信! 求人票だけではわからない情報をcatch」とあります。



 
 すでに、就職の指導は佳境を迎えており、応募前に見学をする、ということもこの夏休みにどんどん進めていますので、もうほとんどの生徒は絞り込みが済んでいる状況です。ですので、このホワイトボードは、企業の方が本校に訪問された6月7月ころのときに進路室の先生が書き込んでくれたのものです。悩んでいてどうしたらいいかわからない、進路室に入って相談する勇気がもてない、求人票を見てもよくわからない、そんなふうに躊躇している生徒が情報を得やすいように工夫しています。
「迷ったら…悩んだら…お手上げなら・・・ まわれ右!!進路指導室へ」とあります。
本校の進路室は、生徒に寄り添った、丁寧な指導をしています。

 本日たまたまある金融機関の支店長さんがご挨拶にお見えになりました。校長室で少しお話をさせていただきましたが、本校の卒業生が一生懸命頑張ってくれていて、とてもありがたい、と評価をしてくださいました。また、ぜひとも地域と学校が結びついて、ともに協働しながら生徒さんを育ててていきたいですね、っておっしゃってくださいました。とてもうれしいお話でした。さらに、野球の写真があれば飾りますよっておっしゃっていただきました。この夏小諸を熱くした本校の野球部の写真で街を元気にしたいと。いやーうれしいです。頑張って写真集めます。


  


2022年08月10日 Posted by 坂口 健之 at 14:30Comments(0)

8月9日 吹奏楽コンクールB編成 金賞!

 8月7日に行われた長野県吹奏楽コンクール長野県大会B編成において、本校と、軽井沢高校、佐久平総合技術高校、野沢南高校、小海高校の5校合同で参加した合同チームがなんと金賞を受賞しました。
 顧問の中村先生が、本日満面に笑みをたたえながら、とっても嬉しそうに校長室に報告に来てくれました。聞くところによると、5校の合同チームで金賞を受賞するというのは前例がないことで、そもそも合同チームが賞を取ること自体がすごく大変なことのようです。本校の生徒は1年生が1名、3年生が2名の3名で、5校合わせて20名という少人数、しかも普段は5か所にわかれての練習で、そもそもこのコロナ禍の中、5校が一堂に会して練習すること自体が大変なことだと思います。大勢の中での練習だって大変なのに、わずかな人数の中で音を合わせる、って・・・そもそもモチベーションをどうやって保っていたんだろう。顧問の先生のきっと、大きな励ましがあったり、情熱があったり、もちろん本人の強い気持ちがあったり、いろいろなことを考えると胸がぐっと熱くなります。

 実は私事ですが、ここだけの話ですが、家の物置の中に、30年前に買ったテナーサックスが眠っております。当時はやっていた、サックス奏者のMALTA(アルト)、ケニー・G(主にソプラノ)、そしてなぜか、チェッカーズの藤井尚之(テナー)にあこがれて、大学に入ったときに、何の経験もないのに当時20万円くらいしたとおもいますが、ローンを組んで買ってしまいました。初任の時の軽井沢高校時代、音楽の先生と一緒に少しだけ町の楽団に所属して演奏会に出たりもしました。(どうでもいい話ですが)

 そんなわけで私も実は吹奏楽の演奏を聴くのは好きです。けれども、A編成とかB編成とか、コンクールのこともよく知らなくて、今日は中村先生にお聞きして、少しわかりました。
 いずれにしても、本校の生徒たち、他校の生徒たちとの協働の学びを実践していること、そしてこうして賞を受賞したこと、とても素晴らしいことです。

 そしてまた一つうれしいことがありました。ある方から電話をいただき、校長先生ブログ読んでいますよ。毎日更新してくださいね。と励ましのお言葉をいただきました。うれしいです。とてもやる気になります。実は先週の土曜日も、ある大学の方とお会いして、ブログ拝見させていただきました。共感しました。なんて言っていただいて、え!閲覧数が二けたの前半なのに・・・。こうやって意外なところからうれしい反響があると、小商の応援団長として、頑張ろうという気持ちを新たにするところです。

と、今日は吹奏楽部の生徒たちの活躍を紹介したところから少しはずれましたが、見ていただきありがとうございます!





  


2022年08月09日 Posted by 坂口 健之 at 14:05Comments(0)

小諸新校 現地説明会の実施

 8月4日(木)と5日(金)の2日間、本校で、小諸新校の現地説明会を実施しました。多くの業者の方に来ていただき、敷地の見学と教育委員会からの説明を行いました。  


2022年08月05日 Posted by 坂口 健之 at 13:32Comments(0)

小商のクラブ活動について

 本日信濃毎日新聞のスポーツ欄で、現在行われているインターハイのレスリング競技で2年生の美斉津楓雅(みさいづふうが)君が「無失点で県勢唯一の8強入り」、という記事を見ました。本人は、「3月の全国高校選抜大会は3回戦で負けたので、勝ち切ることを意識した」とコメントしていました。レスリング経験があるお父さんの影響で小学校5年から競技をはじめ、現在は顧問の小林圭太先生の指導を受けてめきめきと力をつけています。本当に誇らしい、素晴らしいことです。本校生の活躍本当にうれしい限りです。ぜひこのまま自分の納得のいくレスリングを実践して、良い成績を残してほしいと思います。
 さて本日は、現在本校のホームページに公開されているクラブ活動のページを紹介します。まだ一部ではありますが、それぞれクラブの思いや実情を表しているものになっているのでご紹介します。

勝つことは目的ではない。目的はあなたの成長・・・ 男子バレーボール部
Mission +認められる人になろう。・・・情報処理部
弓箭無心 的不動…弓道部
小商から全国へ・・・卓球部

順次公開していく予定ですので、ご覧になっていただければ幸いです。





  


2022年08月04日 Posted by 坂口 健之 at 10:24Comments(0)

情報処理競技大会 全国12位!!!

 本校情報処理部は、6月に行われた長野県大会で初優勝し、7月30日に千葉県で実施された全国大会に出場しました。昨日出場した選手諸君が校長室に報告に来てくれました。なんと、団体で初出場した本校が、各県代表が集まる全国大会において、なんと12位という快挙を成し遂げました。しかも、個人の部でも2年の土屋心翔(つちやまなと)君が12位ということで、佳良賞を受賞しました。情報処理の競技はⅠ部の関連用語とデータベース、Ⅱ部の表計算とアルゴリズムの二つの部門に分かれており、机上にてその知識技能をそれぞれ100点満点制限時間40分で争います。私自身も競技に携わっておりましたが、大変難易度の高い高度な知識とそれを組み立てながら短時間で解を導く思考力を要するシビアな競技であり、全国大会に出場するだけでも大変な中、全国で上位に食い込むということはよほど厳しい練習をしてきたのだろうと推察します。頑張ってきた選手たち、指導された植原先生に敬意を表します。
 報告に来た生徒たちと話をして、正直驚いたことがあります。生徒たちはこのすばらしい成績に満足していません。「自分と同じ学年の人が自分より上位にいて、悔しい」「もっと力をつけてもっと上位の成績を狙いたい」そう話していました。きっと、全国大会で何を学ぶか、どういう意識で挑戦してくるのか、どうやって来年に(競技に出場した生徒はみな2年生)つなげてくるのか、という意識をしっかり持って臨んだのだろうと思いました。
 私は話しました。練習を繰り返していると、モチベーションが高まらない時がやってくる。どんなに練習しても成績が上がらない時が来る。そういった時の練習への姿勢や気持ちの持ち方もまた自分を鍛えることになると。自分自身を客観視して、目指す自分になるために、これでいいのかといつも俯瞰してみることが大事だと。また、私自身、教諭時代生徒によく言っていたことがあります。何を目指すか、全国大会上位入賞は目標であって目的ではない。あくまでも目的は、周りに認められ、周りに必要とされ、周りも自分も幸せに生きること。だからそういう自分になれるように自分を磨こうと。
 今回情報処理部が報告に来てくれて、昔を思い出して懐かしかったり、予想以上の頑張りや生徒の意識に驚いたり、とにかくとてもうれしい報告でした。


  


2022年08月03日 Posted by 坂口 健之 at 09:52Comments(0)

体験入学が実施されました

7月30日(土)に体験入学が実施されました。
 数日前にコロナの感染警戒レベルが5となりましたが、体験入学の実施に向けた感染防止対策は厳重に行いながら、中学生にも協力をお願いしながら、安全に実施することができました。大変暑い中での体験となり、体調管理も心配しましたが、このことについても問題なく実施することができました。参加された中学生の皆さん、保護者の皆さん、中学の先生方、本校に足を運んでいただきありがとうございました。
 例年であれば皆さん一堂に会して体育館で説明をさせていただきますが、今年度は、午前午後に分かれ、全部で12班に分かれ、教室で全体説明、その後各グループに分かれて授業体験という形で実施しました。全体会では、生徒会長の岩下さんから、学校の様子や行事、クラブの紹介をムービーを交えながら説明し、スマイル小商店街の大井社長からは、小諸商業最大のイベントであるスマイル小商店街の取り組みについて、説明がありました。授業は「簿記」と「情報処理」を実施しましたが、約30分という時間の中でどれだけ授業のイメージを持ってもらえたのかわかりませんが、商業科の先生方がそれぞれ工夫をしながら精一杯授業をさせていただきました。
 今回は、クラブ体験については感染症対策で実施をしませんでしたが、9月26日、27日に改めて実施の予定で計画をしております。小諸商業は運動部、文化部、特に商業高校ならではの商業系クラブも活発に行われています。ぜひご参加いただければと思います。





  


2022年08月03日 Posted by 坂口 健之 at 08:39Comments(0)

皆様応援ありがとうございました!

 地域の皆様をはじめ、日ごろから小諸商業を応援していただいているすべての皆様、野球部の活躍をご支援いただきましたこと、本当にありがとうございました。今回は平日にもかかわらず、一塁側のスタンドを埋め尽くす多くの皆様の熱い応援がありました。保護者、生徒、OB、吹奏楽、職員などの応援すべてが選手たちに勇気と自信と誇りを与えてくれたと思います。残念ながら佐久長聖高校に1対3で敗れてしまいましたが、選手たちはよく頑張ってくれました。

 27日は、朝の終業式を実施した後、生徒165名と職員20名が、バス6台とマイクロバスや自家用車に分乗して応援部隊を編成して参加しました。24日の岡谷南高校戦に勝利した後、生徒会係の先生が、すぐにバスの手配をしました。6年前の参加生徒を参考に今回は4台を想定しました。しかし、感染症対策と、この盛り上がりに参加する生徒は多いだろうという予想のもと、1台を追加し5台としました。26日の朝の申し込み(お金と共に参加承諾書を提出)の時点で160名を超え、急遽バス1台を追加することにしました。
 急いで編成した応援部隊で学校の中では連日長時間の会議を行い、細かな動きや生徒の指導について確認をしました。球場の状況に詳しい野球部顧問の先生には、スタンドでの応援の配置や動きについて、球場外での動線、応援グッズの手配、さまざまな面で力強いアドバイスをもらいました。

 先生方:わずか数日の急な対応にもかかわらず、ものすごい対応力でさまざまな調整をしていただきました。そしてスタジアム応援部隊も、学校に残る心の応援団も気持ちよく応援できるよう協力し合っていただきました。本当に感謝!ありがとうございました。
 生徒たち:行く前の、心を一つにしよう!感染対策を徹底しよう!この2つをよく、しっかり守ってくれました。おかげで素晴らしい応援ができました。こんなに素晴らしい行動と、応援ができる生徒たちなんだ、と心が熱くなり、本当にうれしい思いでした。

 野球には負けてしまいましたが、学校が一つになりました。応援する機会を作ってくれた野球部には本当に感謝です。これを機会にまた学校は成長しました。
 前に進もう!いざ行け小商!





 
 
  


2022年07月28日 Posted by 坂口 健之 at 16:36Comments(0)

野球部準決勝進出!

 昨日行われました、高校野球長野大会準々決勝において、第3シードの岡谷南高校に劇的なサヨナラ勝ちにて勝利し、27日の準決勝にコマを進めることになりました。
 まずもって、暑い中、長野オリンピックスタジアムに足を運んでいただきました小諸商業を応援する皆さんにこの場をお借りして御礼を申し上げます。また、テレビを通して熱い応援をしていただきましたすべての皆様、本当にありがとうございました。皆様方の応援が選手たちに勇気を与え、大きな力になったことは間違いありません。地域一体となった応援の姿に熱いものがこみ上げてきたのは私だけではないと思います。

 当日は、ベンチに入れなかった選手たち主導のもと、サッカー部、保護者、職員を中心に、熱く力のこもった応援をしました。特に、野球部員のメリハリのあるきびきびした姿や、応援スタンドにいらした皆様にメガホンをお配りする様子、観客の皆様への試合の前後のあいさつ、大変好感が持てました。
 試合のほうは、強豪岡谷南高校さんということで、厳しい展開が予想されました。選手たちみんながそれぞれのところで一生懸命頑張ってくれて、先制されるも臼田君のタイムリースリーベースによる逆転、追いつかれるも、浅沼君のサヨナラヒットと、手に汗握る展開を、最終的には劇的な形で幕を閉じました。しばらく会場内はどよめく雰囲気が続きました。

 27日の準決勝では、学校の日課を一部変更し、バスを仕立てて応援部隊を編成します。昨日以上の熱い応援で、ぜひ決勝進出を果たしたいと思います。
 応援よろしくお願いします。










  


2022年07月25日 Posted by 坂口 健之 at 11:10Comments(0)