6月23日の記事

「デュアル実習」
本校では、企業と学校での同時並行的な学びである「デュアル実習」を3年生で実施しています。これは若年者向けの実践的な教育・職業能力開発の仕組みであるデュアルシステムを高校の学びに取り入れたもので、短期間で実施するインターンシップと違って、企業の支援をいただきながら1年間かけて実施するキャリア教育です。
毎週金曜日の午後実施していますが、6月17日(金)はしなの鉄道で実習をさせていただいている生徒の様子を見に小諸駅に行ってきました。
制服は学校の制服ですが、かっこいい駅帽をかぶりさまになっています。駅員の方からていねに、切符の切り方やお客様とのコミュニケーションの取り方を指導いただいていました。ちょうど伺った時には行っていませんでしたが、アナウンスもさせていただいているようです。彼は将来鉄道会社に就職することを志望していますので、外から見た駅の業務と、実際に務めてみた時とのギャップを肌で感じていることと思います。
緊張感のある職場の雰囲気の中で、少し短いですが週に一度の数時間のお仕事は、彼らにとって将来を考えるとても良い時間だと思います。
2022年06月23日 Posted by 坂口 健之 at 12:30 │Comments(0)
6月2日の記事

『酒米作り 高校の垣根越え』
5月28日の信濃毎日新聞東信のページに大きく掲載されました。佐久平総合技術高校と小諸商業高校の生徒が一緒に酒米を作る取り組みが始まって4年目になります。本校では、選択科目「広告と販売促進」の授業で、戸塚酒造さんにご協力をいただきながら、酒米作りと販売、それに伴うマーケティングを学んでいます。地域産業と向き合いながら実践力を鍛える取り組みとして、期待したいと思います。