9月8日 ラーメン甲子園への道 進捗状況

 ラーメン甲子園に向けた取り組みを植原先生から報告してもらいました。
 昨日の「商品開発」の授業での取り組みの写真を提供してもらいましたが、私は研修のため授業を見ることはできませんでした。調理室で実際に施策という段階に入っています。順調に進んでいるようです。ご指導いただいている、佐久のトンチキ麺のみなさん、お忙しい中いつも熱く心のこもったご指導、本当にありがとうございます。


  


2022年09月09日 Posted by 坂口 健之 at 09:26Comments(0)

9月7日 定時制 生活体験発表会

 定時制には「生活体験発表」という取り組みがあります。この取り組みは、全国の定時制・通信制高等学校に学ぶ生徒が、学校生活を通して、感じ、学んだ貴重な体験を発表し、多くの人々に感動と励ましを与えることを目的とするために行われているもので、全国大会に通じる大きな行事です。 
 7日の水曜日に本校定時制でも校内の生活体験発表会があり、1年生から4年生までの6名が発表をしてくれました。
 自分自身の抱えている悩みを思い切って打ち明ける内容、友達や家族への感謝の思い、アルバイトを通しての経験やみんなへのアドバイス、学びたいという強い思いが今かなった喜び、母の言葉で自分が大きく変わった体験など、内容は多岐にわたりますが、皆一様にしっかりと自己と向き合う中で立派に表現をしてくれて、とてもうれしい気持ちでした。なにより、こうして全校の前で発表をする、ということがとても勇気のいることだったと思うけれど、定時制のみんなにとってもこうした思いを分かち合うことができて、本当に良かったと思います。

 校内で選ばれた2名が来週16日に小諸市文化センターで開かれる東信大会に進み、各校の代表と共に発表を行います。そこでの発表もまた楽しみにしています。

  


2022年09月09日 Posted by 坂口 健之 at 09:17Comments(0)

9月6日 ビジネス探究プログラムに見学

 本校1年生で行っているビジネス探究プログラムの授業見学に、穂高商業高校から4名の先生が見えました。本校での取り組みに注目していただき、ぜひ穂高商業でも取り入れていきたいという意気込みで、ご覧いただきました。ビジネス探究プログラムは、1年生の4クラスで実施していますが、火曜日に1、2組、水曜日に3、4組がそれぞれ2時間目からお昼を挟んで5時間目まで、1日続けてあるテーマに基づいて実践をしています。そして、教科は商業のビジネス基礎2時間、国語の現代の国語、公民の公共、この3科目の教科横断で先生も3名の先生がティームティーチングで行っています。詳しい内容についてはここでは割愛しますが、火曜日の授業は「人はなぜ働くのか」というテーマを掘り下げて行いました。
 ちなみにこの火曜日と水曜日のビジネス探究プログラムの授業はご希望をいただければご覧いただくことは可能です(行事等による授業の変更やフィールドワーク等で外に行くときもあります)なお、10月4日(火)は、全県の高校や小諸市の中学、小諸市の方々にご案内をさせていただいている公開授業となっています。もしもこのブログをご覧になってご授業を見学したいという方がいらっしゃいましたら、本校までご連絡ください。


  


2022年09月09日 Posted by 坂口 健之 at 08:34Comments(0)

9月5日 デュアル実習アウトプット

 本校では3年生の選択授業で「企業と学校での同時並行的な学び」である『デュアル実習』を行っております。この授業の目的は、様々な業種の実際に触れ(ホンモノの学び)、「勤労観」を養い、広く「社会人力」「コミュニケーション力」を身に着けた一人前の社会人を育成することを目指すものです。
 本日3限目に、6回のデュアル実習を終えた生徒3人が、「アウトプット」、つまり企業実習の報告に私のところに来てくれました。
 
 まず一人目の生徒は、就職で建設会社に応募することが決まっているのですが、今実習しているのは某大手の電子部品メーカー。コマーシャルもやっている誰もが知っている会社で実習しています。そこでは、少しでもミスをすると皆に迷惑をかけてしまう大きなミスにつながってしまう。一人一人の業務がとても責任の重いものだということを実感したといいました。また、会社内の初めての人との接し方、コミュニケーションの取り方などから、社会人としての人との付き合い方やかかわり方を学んだと話してくれました。本人は別の職種への就職を選びましたが、この会社で自分の適性や、社会に出ていくにあたってのものの見方や価値観に、大きな刺激を受けてとっても良かったです、と話してくれました。希望する会社にきっと合格していい仕事するんだろうなと思いました。

 二人目の生徒は、保育士を目指し、保育園での実習を希望しました。実際に経験してみて、自分の考えの甘さに気づかされたといいます。保育園では、園児と遊ぶ、ということが仕事で、子供が好きな自分にはとても適性があると思っていたが、園児たちに物事を教えることや、保護者のことや園全体のことなど広く様々なことに目を配らないといけないということを知りました、と。親になっても一緒だが、子供は助けるだけじゃダメ、なぜそれが必要なのか、どうしてそれがだめなのか、しっかり教えてあげなければいけない。これから先のことを考え、勉強だけじゃダメ。人間性が大切だ。大学に進学して視野を広げたい、と力強く話してくれました。とてもしっかりした生徒で、いい学びができているなとうれしく思いました。

 三人目の生徒は、将来は看護師として地域医療に関わりたい、という希望を持っています。この実習では敬老園で経験を積んでいます。敬老園では認知症のお年寄りのお世話をしているそうで、最初はとても戸惑いがあったけれど、6回目になってやっとどう打ち解けていけばいいのかわかってきたといいます。すごいなと思ったのは、何回も同じことを聞かれても、絶対に対応を変えない、と胸を張って言ったことです。30秒に一度同じことを聞かれるそうですが、どうしたら安心させてあげられれるか、真剣に考えるそうです。してあげた時に、ありがとうと言われることがとてもうれしい。とても素晴らしい経験をしているという実感を持てていると言っていました。すごく表現力がある生徒ですが、もっともっとスキルを上げたいと言っていました。

 いやあ、3人ともしっかり学んできているなと感心しました。仕事のこと、自分のこと、この実習のこと客観的にとらえていて、ちゃんと分析もできています。短い時間の面談でしたが、この実習から得られたことは大きく、この先の自分の人生にしっかり生かしてくれると確信しました。この先の実習もしっかり頑張ってほしいと思います。
  


2022年09月05日 Posted by 坂口 健之 at 19:23Comments(0)

9月5日 野球の応援と応援の写真

 真夏のような太陽が突き刺さる暑さの中、昨日は高校野球秋季大会東信地区の準決勝がありました。本校はここまで順調に勝ち上がり、宿敵上田西高校さんと対戦しました。太鼓とダンスの部員を中心とする生徒応援や、保護者の皆様、またこの試合も圧倒的に本校側が多い(と思われる)大勢の地域の皆様方からの熱い応援により、強豪私立に最後まで食らいつき、見せ場もたくさん作りましたが、残念ながら2対11で敗れてしまいました。11日には野沢北高校さんと3位決定戦がありますので、ぜひとも頑張ってほしいと思います。

 ひと月半ほど前の夏の大会のことになります。同窓会長さまをはじめ、同窓会関係者の皆さんが大勢koshoと刺繍された赤と黒と白の帽子をかぶって応援されています。この夏、わたしは、どうしても小商の帽子をかぶって応援したくて、顧問の竹峰先生にお願いしたら、いつも応援に来てくださる本校関係者のKさんが、快くご自身の帽子を貸してくださることになりました。以前よりスタジアムでお会いしてご挨拶をさせていただいていたのですが、わざわざご迷惑をかけてしまって申し訳なく思っております。そのKさんが、夏の大会の写真をたくさん送ってくださいました。Kさんのスマホには小商の野球の写真がいっぱいだそうです。めちゃめちゃ小商愛を感じます。並んでいる姿、応援の動画、スコアボード、1試合1試合の記録が詰まっています。昨日は、ついうっかり私がこのブログに載せるための写真を撮り忘れてしまったので、Kさんが撮って私に送ってくださったこれまでの写真を何枚か載せさせていただきます。この場をお借りしまして、Kさん、いつもありがとうございます。
(一昨日の上田染谷丘高校戦)

(夏の大会)








   


2022年09月05日 Posted by 坂口 健之 at 12:55Comments(0)

9月2日 いざ!ラーメン甲子園

 昨日の5時間目の授業が始まったころ、突然校長室に植原先生が飛び込んできた。「先生今いいですか?」「いいよ、どうした?」と聞きながらちょっと内心ドキドキ、『何か事件?』(心の声)『でも植原先生が来るときは、いままでほとんどがいい話だった。あの時もびっくりするような嬉しい話だったし、あの時も、わくわくするような話だったし』『うんそうだそうだ』と思いながら、
「校長先生、いまちょうどラーメン甲子園の授業をやっていまして、生徒と業者さんがグループワークしています。もしよかったら見てみませんか?」
『やっぱりいい話だ』と思いながら、いくいく、と言ってスマホとノートをもってすぐに3Fの選択教室に上がっていきました。

 ラーメン甲子園は今年で3回目のイベントになり、かつて本校でもコショウ(小商)ラーメンを開発して、高評価をいただいたことがありました。ここのところコロナでイベントができなかったのですが、3年ぶりに今年開催ということで、本校でも3年選択授業の「商品開発」で取り組んでみようということで手を挙げたということです。


 まずもって、こういった地域イベントに参加すること、〇です。そしてそれを授業に絡めてやるということ、もちろん本校にはやれる枠組みがあるので〇です。生徒にいろいろ考えさせる〇です。地域の方が先生として来ていただく機会が多い〇です。先生もやっていて楽しい〇です。生徒も楽しい〇です。どれをとっても〇です。こういった授業実践どんどんやるべきです。ただし、何を目的としてそこにどういった学びがあり、組み立てがあり、さらには授業ですから評価があり、それが生徒たちのどんな力を育成していくのかがしっかりと明確になっていなければなりません。

 昨日の授業では、しょうゆラーメン、まぜそば、担々麺にしぼって、それぞれのラーメンの特徴やアレンジの仕方など、ラーメン店の方よりレクチャーがあり、その中でグループでの意見交換をして自分たちなりのアレンジの工夫を出し合いました。生徒たちはみな、自分たちのアイディアが実際に商品になることをイメージしながら、楽しみながら授業に参加していたように思います。

 なお、10月1日、2日と佐久市の駒場公園でラーメン甲子園のイベントがあるそうです。
 今日は私も大好きなラーメンについてでした。ではなく、生徒の学びとしてのラーメン甲子園の話題でした。
(協力していただいている業者の皆様、誠にありがとうございます)


  


2022年09月02日 Posted by 坂口 健之 at 12:36Comments(0)

8月31日 夏休みが明けて1週間がたちました

 本日で8月も終わります。今日の最高気温は30度を超えるようですが、朝晩はめっきり涼しくなりました。私が起きる5時台の時間はかなり気持ちの良い涼しさです。今週は長そでのYシャツを着ています。

 朝少しの時間だけ生徒昇降口に立っていますが、気持ちの良い挨拶をしてくれる生徒が大勢います。電車の時間の関係もあり、波があり、大勢に声をかけていくときがありますが、中には、私が順番に視線を合わせていくのを待っていてくれて、ずっとこっちを見て、気持ちのいい挨拶をしてくれる生徒もいます。野球部は髪の毛が伸びてきたな、とか、いつもギリギリだけど今日は早いなとか、いろいろ気づいたときに声をかけていますが、元気に問いかけに返してくれます。先日保険の関係で出入りしている方とお話をしていて、いろいろまわるけれど小商の生徒たちはとっても良く挨拶してくれますよ、と多少のリップサービスもあろうと思いますが、うれしいお話を聞きました。コロナもあり、大きな声で元気よくあいさつ、というのがなかなか雰囲気として推奨できない部分もありますが、だれに対しても、気持ちよく自然に挨拶ができる学校でありたいなと思います。

(本校の昇降口)傘はちょっとバラバラに置いてありますが、グラウンドシューズはきれいに置かれています。


(今日は朝読書)






   


2022年08月31日 Posted by 坂口 健之 at 11:19Comments(0)

8月26日 コミュニティテレビこもろ に出演しました

 昨日、県会議員の「山岸よしあき県政を語る」という番組の収録がコミュニティテレビこもろでありました。小諸高校の井村校長先生とともに、「新たな学校づくり」に向けた取り組みということで約20分ほどの対談形式でわずかですがお話をさせていただきました。



 カメラを向けられると硬直してしまいます。また、4台もカメラがあって、キャスターの後藤さんからの投げかけに、どこ向いてしゃべればいいか、結局20分の間よくわからないまま、終わってしまいました。いずれにしても初めての体験で緊張はあまりしなかったのですが、そのことが気になって、昨日は仕事が手につかたかったという状況でした。

 お話しした内容としては、再編の進み具合、施設設備や校名募集について、校長が考える新たな学校像、地域の皆さんの期待に対する思い、これからどのような魅力づくりをしていくか、というような内容でお話しさせていただきました。

 私自身、このような公の場でお話したりご意見を申し上げたりする機会がこの5か月の間でだいぶありましたが、思いを口にするたびに大きな責任とともに、新しい学校づくりに関われていることへの幸福感、わくわく感を感じています。課題は多く、険しい道のりが続きますが、地域の皆様はじめ関係される多くの皆様の思いをしっかり受け止め、夢と希望の詰まった素晴らしい学校になるよう頑張っていきたいと思います。  


2022年08月26日 Posted by 坂口 健之 at 09:24Comments(0)

8月25日 小泉小諸市長  1年生に講演

 1年生の4時間目のホームルーム、本日は小諸市長の「ウエルネスシティ 信州小諸」の講演を聞きました。1年生は10月に「ビジネス探究プログラム」の授業において小諸のフィールドワークを行います。本日はそのための事前学習として、まずは小諸のことを知ろう!ということで直々に小泉市長にお越しいただき、ご講演をいただきました。
 
 

 小泉市長の小諸愛がすごい!
 そして私も小諸のことがますます好きになりました。

 「小諸のことを好きですか?小諸のことを誇りに思っていますか?」そんな投げかけから始まりましたが、おそらく生徒の皆さん、隣の佐久市はイオンもあるし町も開けてる、軽井沢にはアウトレットがあるしおしゃれなカフェもある、隣の芝生はめちゃめちゃ青く輝いてみえていることでしょう。
 小諸市は今どんどん人が増えています。定住者が増加することでいわゆる社会増という形で人が増えています。選ばれる街になりつつあるのではないでしょうか。

 「ウエルネスシティ信州小諸」という触れ込みで、政策をどんどん進めています。
 ウエルネスはそもそも健康に特化した言葉で、全国では100以上の自治体がこの言葉を用いているそうですが、小諸の場合は、子育てや産業、環境、あらゆる分野においてより良い健康、健全な状態、ということで健康分野に限定しないのが特徴です。さらに、そこにサードプレイス(癒される場所、自分自身に帰れる場所)を加味しながら、何度でも帰りたい、住みたい、住み続けたい街であること目指す姿としてかかげているのが小諸版ウエルネスシティです。

 人も企業も都会から小諸に動いています。企業誘致も活発です。個人商店の新規出店も多いようです。今日私はたまたま夕方外に出る用事があったので、これからフィールドワークでお世話になると思われる「デリカテッセン山吹」さんに立ち寄りました。ハム、ソーセージの専門店なのですが、とってもおしゃれなお店でした。小諸のお店をこれから少しずつ探索してみたいと思います。



 今年の6月に東洋経済新報社が調べた住みよさランキング、全国812市区中なんと小諸は33位でした。昨年の171位から大躍進です。長野県の中でも駒ケ根市に次いで2位ということでした。
 市長さんはこの理由、単刀直入に「人がいいからです」とおっしゃっていました。政策も、理念も、もちろん税金とかインフラとか、気候や利便性など様々な要因はあるでしょうが、やはり行きつくところは「人」なんだとわたしも思います。市長さん曰く、生徒さんも、フィールドワークを通じて、そこに気づいてくれるといいですね、とおっしゃっていました。


   


2022年08月25日 Posted by 坂口 健之 at 18:22Comments(0)

8月23日 本日から2学期が始まりました

 今年の二十四節気によると、本日は「処暑」ということで、ようやく暑さも収まり、吹く風も涼しく・・・というころだそうですが、まだまだ暑い日が続いています。本日から長い二学期が始まります。コロナ感染はまだまだ収まるところを知らず、心配なことも多い中ですが、様々な場面に気を付けながら安心安全な学校生活を送っていきたいと思います。
 本日は始業式がありました。終業式同様、放送室からの式になりました。顔を合わせてでないと、式というには程遠いものがありますが、学期の始めのけじめとして、10分ほどお話をさせていただきました。1学期の終業式後に行われた野球の応援の話、休み中に全国大会等で活躍した生徒の話、私がうれしかったこと中心の話になりましたが、2学期も生徒たちの元気な姿と活発な活動の様子が見られるとうれしいなと思います。
 これから定時制の始業式になります。こちらも元気な姿に会えることを楽しみに、4階の多目的室に向かいます。  


2022年08月23日 Posted by 坂口 健之 at 17:37Comments(0)