10月13日 スマイル小商店街 本日から準備に入ります
スマイル小商店街は、小諸商業が日ごろ学んでいる「商業」の学習を体験的な場で生かすための活動です。地域貢献活動や、魅力ある行事を通して、地域と連携した街づくりを目指そうという理念のもとに設立されています。『スマイル小商店街』という名前は『小商』と『商店街』を通じて交流する人々が、『笑顔で暮らして幸せに』なれることを願い、つけられています。



3年ぶりの通常開催ということで、先生方も半分以上は初めての経験、もちろん生徒は小商の生徒としては初めての取り組みになります。先輩から後輩へ、というつながりが切れてしまっている中で、どこまでこれまで通りの形で実施できるかはわかりませんが、小商の大切な伝統行事を、誇りをもって実践してほしいなと思います。





今日の全体あいさつで、校長からはこんな話をしました。
いよいよ3年ぶりに通常開催されるスマイル小商店街が始まります。本校にとってこの行事は、地域や保護者の方、また小中学生たちとこの校舎で交流することができるとても大切な行事です。今年のこのコロナ禍の中で、大勢の方々が校内に来られる形で実施してもよいものか、実際のところ迷うことはありました。しかし、皆さんの元気なスマイルでの取り組みを楽しみにしている地域の方や、頑張って活動している様子を見たいと思っている保護者の方、お兄さんお姉さんと一緒に働くということを経験したいキッズの小学生たちが、大勢いるということを考えたとき、これは可能な限りやるべきであるという判断をして、今日にいたっています。
また、みなさんは、普段教室で、また地域に飛び出して商業や地域のこと、そしてこれから皆さんにかかわる様々な問題課題を解決するための力をつけるために、日々勉強をしています。この先社会で働くとき、地域社会で生活をしていくとき、多くの人たちとかかわりながら生きていくわけですが、スマイルのような活動をとおして、高校生の皆さんが積極的に多くの人たちや地域社会とかかわり、そこから多くを学びとっていくことはとても重要なことです。
周りの人たちにとってもよし、買い物に来てくれたお客さんにとってもよし、みなさんにとってもよし、この素晴らしいイベントをぜひ成功させるよう、一人ひとりが自分たちに与えられた役割をしっかり担ってほしいと思います。
最後に、くどいですが、コロナ禍での開催であることは常に頭においてください。感染対策を十分に講じることはいつも以上に気を遣ってください。
そして体調に不安のある人は、無理をしないようにしてください。
それでは17日までの5日間、よろしくお願いします。



3年ぶりの通常開催ということで、先生方も半分以上は初めての経験、もちろん生徒は小商の生徒としては初めての取り組みになります。先輩から後輩へ、というつながりが切れてしまっている中で、どこまでこれまで通りの形で実施できるかはわかりませんが、小商の大切な伝統行事を、誇りをもって実践してほしいなと思います。





今日の全体あいさつで、校長からはこんな話をしました。
いよいよ3年ぶりに通常開催されるスマイル小商店街が始まります。本校にとってこの行事は、地域や保護者の方、また小中学生たちとこの校舎で交流することができるとても大切な行事です。今年のこのコロナ禍の中で、大勢の方々が校内に来られる形で実施してもよいものか、実際のところ迷うことはありました。しかし、皆さんの元気なスマイルでの取り組みを楽しみにしている地域の方や、頑張って活動している様子を見たいと思っている保護者の方、お兄さんお姉さんと一緒に働くということを経験したいキッズの小学生たちが、大勢いるということを考えたとき、これは可能な限りやるべきであるという判断をして、今日にいたっています。
また、みなさんは、普段教室で、また地域に飛び出して商業や地域のこと、そしてこれから皆さんにかかわる様々な問題課題を解決するための力をつけるために、日々勉強をしています。この先社会で働くとき、地域社会で生活をしていくとき、多くの人たちとかかわりながら生きていくわけですが、スマイルのような活動をとおして、高校生の皆さんが積極的に多くの人たちや地域社会とかかわり、そこから多くを学びとっていくことはとても重要なことです。
周りの人たちにとってもよし、買い物に来てくれたお客さんにとってもよし、みなさんにとってもよし、この素晴らしいイベントをぜひ成功させるよう、一人ひとりが自分たちに与えられた役割をしっかり担ってほしいと思います。
最後に、くどいですが、コロナ禍での開催であることは常に頭においてください。感染対策を十分に講じることはいつも以上に気を遣ってください。
そして体調に不安のある人は、無理をしないようにしてください。
それでは17日までの5日間、よろしくお願いします。
2022年10月13日 Posted by 坂口 健之 at 13:54 │Comments(0)
10月5日 お店への手紙

本校2年生は、7月に上田にフィールドワークに行き、それぞれの班が独自にそれぞれの商店で調査を行いました。その関係で、国語の学習の一環(夏休みの課題)で上田市の商店に手紙を書きました。これは、上田市商店会連合会が、市内商店や商店街への要望や意見を募集する「お店への手紙」という企画で、コロナ禍で変化したとされる消費者ニーズを把握し、個々の事業経営に生かす取り組みで行ったものです。
今回その応募した中から9名が入選し、それぞれに商品券5,000円をいただきましたので、本日昼休み校長室で9名の皆さんにお渡ししました。地域にとって、その活性化のためには高校生や若い人の視点は欠かせません。イオンやアリオなどの大型店に足が向く傾向は否めませんが、商店街には商店街の良さがあります。時代は巡り巡って、流行や趣向は元に戻る傾向があります。小諸でも個人商店が見直されてきていて、おしゃれなお店がどんどんできています。若い感覚で街の活性化、地域の振興を地域の人たちと一緒に考えること、商業高校の学びとして積極的に取り組んでいければいいなと思います。
笑顔が素敵な9名の皆さん、おめでとうございました!
2022年10月05日 Posted by 坂口 健之 at 18:40 │Comments(0)
10月4日 ビジネス探究プログラム公開授業
本日は1年生のビジネス探究プログラムの授業に、県内各地より大勢の先生方がお見えになりました。
本日のテーマは、「フィールドワークにいこう!マーケティングとは何か?」ということで、10月25日、26日に実施する小諸市内のフィールドワークに向けて、事前学習としてマーケティングを学ぶのがテーマとなります。初めに生徒たちにマーケティングについて知っていることを書かせます。もちろん聞いたことはあっても、勉強したことや深く知っている生徒はいませんので、すべてそこからのスタートになります。マーケティングは商品やサービスが売れる仕組みを作る様々な活動のことです。すべての人が、必ずかかわったことがあります。テレビを見て、これほしいな、これいいな、と思うのは、企業のマーケティングに乗っかっているということです。
生徒たちは、STP、needs、wants、4Pなどの言葉を学んでいきます。そしてヒット商品についてグループごとに分析して意見交換をしながら発表資料をまとめます。最後は各グループ2分ずつ発表をしますが、その発表内容の是非は全く問いません。それがこの授業のルールです。最後は、4時間かけて学んできたマーケティングについてを200字以内でまとめて終わりになります。

先生方からは、授業を受けている生徒たちの様子について、お褒めの言葉を多くいただきました。主体的に取り組んでいることや、仲間とのグループワークがしっかり機能していること、タブレットの使い方に慣れていたり、いろいろな工夫がみられるなど。この授業は探究プログラムなので、自ら問いを立てて、調べ考察し、意見を共有したりかわし、それを発表する、という一連の流れがあります。一方で、SST(ソーシャルスキルトレーニング)にも役立っていることも言えます。集団形成、他者理解、仲間づくり。毎回の工夫された授業の形の中で、人とのかかわりの中で、目立つ生徒や自分を強く表現する生徒が変わったり、他人との距離感や間や空気感などをつかんでいきます。

毎週4時間続きで実施され、商業、国語、社会の教科に関連付け、多くの先生方が関わり、綿密にスケジューリングされているこの、ビジネス探究プログラムですが、まだまだ改善すべき点が多くあります。今日のような公開授業を今後も実施し、多くの先生方に見ていただき、ご意見をいただき、励みにしたり反省したりしながら、育てていきたいと思います。

本日のテーマは、「フィールドワークにいこう!マーケティングとは何か?」ということで、10月25日、26日に実施する小諸市内のフィールドワークに向けて、事前学習としてマーケティングを学ぶのがテーマとなります。初めに生徒たちにマーケティングについて知っていることを書かせます。もちろん聞いたことはあっても、勉強したことや深く知っている生徒はいませんので、すべてそこからのスタートになります。マーケティングは商品やサービスが売れる仕組みを作る様々な活動のことです。すべての人が、必ずかかわったことがあります。テレビを見て、これほしいな、これいいな、と思うのは、企業のマーケティングに乗っかっているということです。
生徒たちは、STP、needs、wants、4Pなどの言葉を学んでいきます。そしてヒット商品についてグループごとに分析して意見交換をしながら発表資料をまとめます。最後は各グループ2分ずつ発表をしますが、その発表内容の是非は全く問いません。それがこの授業のルールです。最後は、4時間かけて学んできたマーケティングについてを200字以内でまとめて終わりになります。

先生方からは、授業を受けている生徒たちの様子について、お褒めの言葉を多くいただきました。主体的に取り組んでいることや、仲間とのグループワークがしっかり機能していること、タブレットの使い方に慣れていたり、いろいろな工夫がみられるなど。この授業は探究プログラムなので、自ら問いを立てて、調べ考察し、意見を共有したりかわし、それを発表する、という一連の流れがあります。一方で、SST(ソーシャルスキルトレーニング)にも役立っていることも言えます。集団形成、他者理解、仲間づくり。毎回の工夫された授業の形の中で、人とのかかわりの中で、目立つ生徒や自分を強く表現する生徒が変わったり、他人との距離感や間や空気感などをつかんでいきます。

毎週4時間続きで実施され、商業、国語、社会の教科に関連付け、多くの先生方が関わり、綿密にスケジューリングされているこの、ビジネス探究プログラムですが、まだまだ改善すべき点が多くあります。今日のような公開授業を今後も実施し、多くの先生方に見ていただき、ご意見をいただき、励みにしたり反省したりしながら、育てていきたいと思います。

2022年10月04日 Posted by 坂口 健之 at 18:26 │Comments(0)
10月2日 弓道 新人戦東信大会 男子団体優勝 女子団体準優勝
やりました!
弓道東信大会 男子団体優勝 個人大塚倖成君 優勝 女子団体 準優勝
立派です。大会長として見守っていましたが、感激しました。

弓道は、4人一組となって団体戦を組みます。4人のうち、的中数の高い上位3人が団体得点となります。出場29チームのうち、小諸商業Aチーム(男子はAチームのみ)は全24射のうち14中で2回戦が終わったところで1抜けで勝負ありでした。個人の大塚君は、8射中6射。優勝決定は2人の競射でしたが、一発で勝負ありとなりました。お見事です。
女子は2チーム出場、41チーム中Bチームが19番目、Aチームが30番目の出場で、その段階でBは県大会ぎりぎり、Aは1位で、何とか祈る思いでしたが、最後は上田高校Aチームに逆転されてしまいAチームは2位、Bチームは残念ながら県大会ならずとなってしまいました。個人では伊藤樹里さんが7位、中條美織さんが9位で県大会を決めてくれました。みなよくがんばりました。すごい精神力です。日ごろの鍛錬、原先生、小池先生の指導のたまものだと思います。皆さんおめでとうございました。
弓道は、当たっても外れても表情や態度にその感情を出すことはありません。日ごろからそう教え込まれているのでしょう。大会を見ていて、最後の県大会を決める競射で、ある選手が最後の的を外してしまい、県大会出場を逃しました。その瞬間、その選手は顔をしかめました。そして、その後椅子に座った後、悔しさがこみ上げたのでしょう、涙を抑えることができず、それでも精いっぱい礼儀をわきまえ道場を後にしました。めったに見ない光景でしたが、その純粋な涙に心を打たれました。一生懸命自分と戦い、思うような結果が出せなかった彼女は、きっと春、うんと強くなって戻ってくると思います。
コロナで様々な活動が制限される中、何とか大会が行われています。コロナはきっと完全になくなることはないのかもしれませんが、高校生たちのかけがえのない青春の一ページを切り取ることのないよう、これからもみんなが気を配りながら乗り越えていきたいと思います。

弓道東信大会 男子団体優勝 個人大塚倖成君 優勝 女子団体 準優勝
立派です。大会長として見守っていましたが、感激しました。

弓道は、4人一組となって団体戦を組みます。4人のうち、的中数の高い上位3人が団体得点となります。出場29チームのうち、小諸商業Aチーム(男子はAチームのみ)は全24射のうち14中で2回戦が終わったところで1抜けで勝負ありでした。個人の大塚君は、8射中6射。優勝決定は2人の競射でしたが、一発で勝負ありとなりました。お見事です。
女子は2チーム出場、41チーム中Bチームが19番目、Aチームが30番目の出場で、その段階でBは県大会ぎりぎり、Aは1位で、何とか祈る思いでしたが、最後は上田高校Aチームに逆転されてしまいAチームは2位、Bチームは残念ながら県大会ならずとなってしまいました。個人では伊藤樹里さんが7位、中條美織さんが9位で県大会を決めてくれました。みなよくがんばりました。すごい精神力です。日ごろの鍛錬、原先生、小池先生の指導のたまものだと思います。皆さんおめでとうございました。
弓道は、当たっても外れても表情や態度にその感情を出すことはありません。日ごろからそう教え込まれているのでしょう。大会を見ていて、最後の県大会を決める競射で、ある選手が最後の的を外してしまい、県大会出場を逃しました。その瞬間、その選手は顔をしかめました。そして、その後椅子に座った後、悔しさがこみ上げたのでしょう、涙を抑えることができず、それでも精いっぱい礼儀をわきまえ道場を後にしました。めったに見ない光景でしたが、その純粋な涙に心を打たれました。一生懸命自分と戦い、思うような結果が出せなかった彼女は、きっと春、うんと強くなって戻ってくると思います。
コロナで様々な活動が制限される中、何とか大会が行われています。コロナはきっと完全になくなることはないのかもしれませんが、高校生たちのかけがえのない青春の一ページを切り取ることのないよう、これからもみんなが気を配りながら乗り越えていきたいと思います。

2022年10月03日 Posted by 坂口 健之 at 17:38 │Comments(0)
10月1日 ラーメン甲子園 「こしょまぜちゃったん」

10月1日、2日と佐久市の駒場公園で行われたイベント、ラーメン甲子園に行ってきました。当日の駒場公園は、ぞっこん!さく市というイベントの中でのブースの一つで、佐久長聖高校、佐久平総合技術高校と共に3校がそろいのユニフォームをまとい、大きなのぼりを立てて、にぎやかにラーメンを販売していました。一杯500円で食券を購入し、投票用紙をいただき、10点満点の評価で投票するというシステムです。
自分が行ったのは1時半ころでしょうか、小諸商業には長蛇の列ができていました。「最後尾」という看板を持ったお兄さんに、どういうシステムか尋ね、食券を購入したときは、残り3食です!ということで滑り込みセーフでした。

生徒たちは、忙しそうに、けれど楽しそうに、一生懸命分業をしてラーメンを作って盛り付けて、お客さんたちと対応していました。接客も明るく元気よく、申し分ありません。ちょうど、新人戦の弓道大会に参加した帰りで、男子団体個人ともに優勝をし、私も気分よく行ったところで、厨房で忙しく働いていた弓道部3年の国体強化選手の幸福君に、「幸福君!弓道優勝したぞ!」と声を掛けました。幸福君は「そうですか。」と手を動かしながら、うれしそうに答えてくれましたが、でもラーメンのことで精いっぱいみたいで、あ、今声かけちゃいけないとこだったかなと少し反省しました。


3校しか出場していない大会だったけど、まちがいなく、それぞれの学校の生徒たちが外に出て頑張っている姿は多くの人の目に映ったし、それが秋の晴天の下、ラーメンという最高の一品と共に受け入れられていることはすごく実感しました。
本校は、授業を通じてこのラーメン甲子園の取り組みを実践しています。地域の方々と協働し、知恵を絞りみんなで相談しながらアイディアを出し、思考判断を繰り返し、自分たちオリジナルのメニューを完成させる。そして、それを多くの人たちに知ってもらえる舞台で表現する。多くの人たちに「おいしかったよ」といってもらい、自分たちが頑張ってきたことが受け入れられ、地域振興に貢献するという、貢献しているんだという気持ちを醸成する。とてもいい取り組みだと思います。このイベントが終わってから、どういった総括をして、自分たちの取り組みを客観的に評価をし、評価をしてもらい、今後の様々な活動に生かしていくことができるか、そこがまたポイントかなと思います。

最後に、ラーメンはめっちゃおいしかったです。汁なしタンタンメンで、具材や麺の太さや腰などもばっちしでした。味を変えるかつおだしのスープもまたいいアイディアで格別でした。
2022年10月03日 Posted by 坂口 健之 at 09:10 │Comments(0)
9月29日 クラスマッチ
秋晴れの気持ちのいい天気の中、クラスマッチが行われました。私の第一声、その時にふっと思って言葉にしたことですが、「久しぶりに全校の生徒が一堂に会し、こうして壇の上から皆さんの元気な姿を見ることができて大変うれしいです」
~思いやりをもって、普段見ることのできないクラスメイトの一面やお互いの良さをしっかり認めて…という挨拶の前に、本当に生徒たちがきれいにまっすぐに並んで、しっかり話を聞いてくれるそんな雰囲気に、感激して、うれしいですの一言が心の底から出ました。
教頭先生に、生徒たち気持ちよく並んでさ、クラスマッチとてもいい雰囲気で始まったよ、と話していたら、養護の有賀先生も、そうそう、4月の新任式の時も壇の上から生徒たちがまっすぐ並んでいて、気持ちよく迎えてくれて、あの時を思い出しました、と話してくれました。
今日はただ、けがをしてしまった人が一人いたのと、そして、円陣組んではいけないってあれほど言ったのに、ついついうれしくなっちゃって3年生が・・・というコメントもありました。エネルギーの有り余っている生徒たち、この日ぐらいは思い切りはじけていいぞ、と言いたいところですが、やはり油断は禁物です。ちょっとの気のゆるみから大きな後悔につながるシーンを数多く見てきているので、やはりそこは注意してもらわなければなりません。
明日も引き続きクラスマッチ・体育祭があります。午前中にサッカー、バスケットボール、バレーボール、卓球の決勝までが行われ、午後は体育祭で、借り物借り人障害物競走と八の字縄跳びがあります。クラスや学年の中での友人との距離が少しでも縮まり、お互いに少しでも理解が深まるような、そんな二日間になればいいなと思います。いい思い出になるよう願っています。
ちなみに写真はいつもお願いしている植原先生がとってくれました。



~思いやりをもって、普段見ることのできないクラスメイトの一面やお互いの良さをしっかり認めて…という挨拶の前に、本当に生徒たちがきれいにまっすぐに並んで、しっかり話を聞いてくれるそんな雰囲気に、感激して、うれしいですの一言が心の底から出ました。
教頭先生に、生徒たち気持ちよく並んでさ、クラスマッチとてもいい雰囲気で始まったよ、と話していたら、養護の有賀先生も、そうそう、4月の新任式の時も壇の上から生徒たちがまっすぐ並んでいて、気持ちよく迎えてくれて、あの時を思い出しました、と話してくれました。
今日はただ、けがをしてしまった人が一人いたのと、そして、円陣組んではいけないってあれほど言ったのに、ついついうれしくなっちゃって3年生が・・・というコメントもありました。エネルギーの有り余っている生徒たち、この日ぐらいは思い切りはじけていいぞ、と言いたいところですが、やはり油断は禁物です。ちょっとの気のゆるみから大きな後悔につながるシーンを数多く見てきているので、やはりそこは注意してもらわなければなりません。
明日も引き続きクラスマッチ・体育祭があります。午前中にサッカー、バスケットボール、バレーボール、卓球の決勝までが行われ、午後は体育祭で、借り物借り人障害物競走と八の字縄跳びがあります。クラスや学年の中での友人との距離が少しでも縮まり、お互いに少しでも理解が深まるような、そんな二日間になればいいなと思います。いい思い出になるよう願っています。
ちなみに写真はいつもお願いしている植原先生がとってくれました。



2022年09月29日 Posted by 坂口 健之 at 18:50 │Comments(0)
9月27日 難攻不落の穴城と500年の謎2
10月2日に懐古園及び大手門公園で特別開催される小諸謎解きゲームの問題を、小諸高校の皆さんと、本校の生徒会の生徒たちが作成しましたた。私は問題を見ていませんが、商工会議所の副会頭が大絶賛する傑作の問題ができたようです。このイベントは、小諸市内の小中学生が参加する謎解きゲームで、今年で2回目になります。小諸商工会議所 観光委員会が主催するイベントで、7月に両校の生徒会で問題を作成しませんか、というご依頼をいただきました。このように、町が主催するイベントに関わらせていただく機会は大変ありがたく、素晴らしい学びの場となります。本校の生徒会の生徒たちも意気に感じ、頑張って取り組んでくれました。自分たちが関わったことで、小諸市が盛り上がったり、小諸市活性化に、自分たちが参画したり、これはとてもやりがいがありますし、学校としてもとてもうれしいことです。
小諸ではありませんが、今週末はラーメン甲子園があります。これも地域を盛り上げるイベントの参加です。こう言ったことにはどんどん取り組んでほしいし学校としても支援をしていきたいと思います。なんといっても、普段学校にはない、そこに学びがあるから。


小諸ではありませんが、今週末はラーメン甲子園があります。これも地域を盛り上げるイベントの参加です。こう言ったことにはどんどん取り組んでほしいし学校としても支援をしていきたいと思います。なんといっても、普段学校にはない、そこに学びがあるから。


2022年09月27日 Posted by 坂口 健之 at 17:42 │Comments(0)
9月22日 シルバーウィーク 狭間の中間考査
台風が過ぎ、急に寒くなりました。小諸の最高気温は17度となっていますが、午前中14度前後でした。温かいコーヒーが飲みたくなります。
昨日、本日と中間考査がありました。いつも学校は比較的静かですが、輪をかけて静かです。特に現在4時前、クラブも終わり、とても静かです。
そんな中、先週就職試験を終えて、報告に来てくれる生徒、すでに一次面接に合格し、二次面接の面接練習をお願いしに来る生徒、そして、明日から始まる高校野球県大会のトーナメント表を持ってきてくれる野球部の生徒、何人か校長室に顔を出してくれました。生徒の生き生きとした表情をみていると、とっても嬉しく、活力がわいてきます。今週とっても嬉しかったのが、弓道部が東信のプレ大会の団体戦で、女子が優勝男子も準優勝と大きな成果を報告に来てくれました。10月1、2と東信大会新人戦がありますが、そこでアベック優勝が目標です。とても期待できます。大会長として私も大会に行きますが、楽しみです。
先週末、台風の影響で屋根の一部が剥がれ落ちてしまいました。強い風の中、パタパタと音がしていて、それが剥がれ落ちてしまったようです。近隣の住民の皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。急遽業者さんに対応をお願いしましたが、25日の日曜日に作業をしてもらえることになり、まずは本日高所作業車が学校に来ました。頭上からの落下物は大変危険です。学校にはあらゆる危険が存在していますので、注意するべき個所をしっかり確認していきたいと思います。



昨日、本日と中間考査がありました。いつも学校は比較的静かですが、輪をかけて静かです。特に現在4時前、クラブも終わり、とても静かです。
そんな中、先週就職試験を終えて、報告に来てくれる生徒、すでに一次面接に合格し、二次面接の面接練習をお願いしに来る生徒、そして、明日から始まる高校野球県大会のトーナメント表を持ってきてくれる野球部の生徒、何人か校長室に顔を出してくれました。生徒の生き生きとした表情をみていると、とっても嬉しく、活力がわいてきます。今週とっても嬉しかったのが、弓道部が東信のプレ大会の団体戦で、女子が優勝男子も準優勝と大きな成果を報告に来てくれました。10月1、2と東信大会新人戦がありますが、そこでアベック優勝が目標です。とても期待できます。大会長として私も大会に行きますが、楽しみです。
先週末、台風の影響で屋根の一部が剥がれ落ちてしまいました。強い風の中、パタパタと音がしていて、それが剥がれ落ちてしまったようです。近隣の住民の皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。急遽業者さんに対応をお願いしましたが、25日の日曜日に作業をしてもらえることになり、まずは本日高所作業車が学校に来ました。頭上からの落下物は大変危険です。学校にはあらゆる危険が存在していますので、注意するべき個所をしっかり確認していきたいと思います。



2022年09月22日 Posted by 坂口 健之 at 16:14 │Comments(0)
9月16日 東信高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会
定時制の話題になります。
本日、タイトルにあるように生活体験発表大会の東信大会がありました。先日ブログで書きました、校内の発表会で選ばれた代表2名が東信地区12名の生徒共に発表をしました。
最優秀賞に、本校の1年小林清廣さんが受賞しました。小林さんは現在67歳ということですが、昨年の9月に「学びたい」一心で小商定時制の職員室に赴き、当時の教頭先生に「今からでも勉強できますか?」と問いました。教頭先生(現全日制教頭)は「大いに大丈夫です」と答えたそうです。
小林さんは、中学時代年間180冊の読書をしていたそうです。学びたいという思い、そして学んでいる今の気持ちを支えているもの、その礎になっているのはきっとその読書ではないでしょうか。
この年齢からでも学びなおせたこと本当に良かった。昼間は体が2つあってもいいくらい忙しく、夜は勉強、5時30分の始業にぎりぎり滑り込んでくるようなそんな毎日の生活だけど、とっても充実している。授業は新鮮で楽しいが、困ったことに一つの疑問が解決するとまた疑問が出てくる、これがやっかいだ、そうです。
人生の目標は120まで生きること。そう考えるとやっと折り返し。この先高校を卒業したら、大学で学んでみたいとも思っているとのことです。
だらだら生きるのはつらいこと。人間は学ばないと幸せにならない。私は本当に幸せだ。
定時制通信制に学ぶ生徒たちはもちろん、私たち教師も「学ぶということ」「当たり前が当たり前じゃないということ」を考えさせられ、背筋が伸びるような、すばらしい発表でした。
10月8日(土)長野県大会に進みます。

本日、タイトルにあるように生活体験発表大会の東信大会がありました。先日ブログで書きました、校内の発表会で選ばれた代表2名が東信地区12名の生徒共に発表をしました。
最優秀賞に、本校の1年小林清廣さんが受賞しました。小林さんは現在67歳ということですが、昨年の9月に「学びたい」一心で小商定時制の職員室に赴き、当時の教頭先生に「今からでも勉強できますか?」と問いました。教頭先生(現全日制教頭)は「大いに大丈夫です」と答えたそうです。
小林さんは、中学時代年間180冊の読書をしていたそうです。学びたいという思い、そして学んでいる今の気持ちを支えているもの、その礎になっているのはきっとその読書ではないでしょうか。
この年齢からでも学びなおせたこと本当に良かった。昼間は体が2つあってもいいくらい忙しく、夜は勉強、5時30分の始業にぎりぎり滑り込んでくるようなそんな毎日の生活だけど、とっても充実している。授業は新鮮で楽しいが、困ったことに一つの疑問が解決するとまた疑問が出てくる、これがやっかいだ、そうです。
人生の目標は120まで生きること。そう考えるとやっと折り返し。この先高校を卒業したら、大学で学んでみたいとも思っているとのことです。
だらだら生きるのはつらいこと。人間は学ばないと幸せにならない。私は本当に幸せだ。
定時制通信制に学ぶ生徒たちはもちろん、私たち教師も「学ぶということ」「当たり前が当たり前じゃないということ」を考えさせられ、背筋が伸びるような、すばらしい発表でした。
10月8日(土)長野県大会に進みます。

2022年09月16日 Posted by 坂口 健之 at 18:03 │Comments(0)
9月14日 中年の星!元プロボクサー 西沢ヨシノリさん講演会
「挫折の連続 でもあきらめない人生」と題し、元、東洋太平洋ライトヘビー級チャンピオン(日本初40歳のチャンピオン)の西沢ヨシノリさんが本校で講演をされました。この講演は、PTA同窓会の講演会で、同窓会副会長の安藤勝様が、西沢さんの道場で練習をされているというご縁から実現したものです。

西沢さんですが、現在56歳で、上田市の観光大使もお務めですが、現世界3階級制覇王者の井上尚弥選手の世界戦などにも同行し最前線でご指導をされている方です。出身は上田市で、20歳でプロデビューします。31歳で日本ミドル級王座を獲得し、33歳で東洋太平洋スーパーミドル級チャンピオンとなりました。その後2回の世界戦も経験し、世界チャンピオンからダウンを奪うなど健闘するも、世界の頂点にはあと一歩届きませんでした。
プロボクシングの世界は当時37歳の定年制というものがあったそうです。しかし、西沢さんはこんなに気持ちも体も技術も充実しているのに、人それぞれ体も成長も、またピークも違うのに、同じ年で現役を退くのはおかしい、と、協会に訴え、定年制ルールの改正が実現したとのことです。その後40歳にして東洋太平洋ライトヘビー級チャンピオンを経て、45歳ではWPBF世界クルーザー級で念願の世界王者となりました。(ただし、日本におけるライセンスは41歳で返上し、海外ライセンスでの成績であるため、日本では、元東洋太平洋のチャンピンという肩書になっている、そういう表し方しかできないそうです)その後惜しまれながら47歳で引退をします。

西沢さんは、14回の骨折を経験し、何年間も勝てない時も経験しました。勝っているときは寄ってきた人も、負けているときに潮が引くように去っていった、ということもあったそうです。それでもくじけずあきらめず、自分が決めた目標、夢を決してあきらめずひたすら努力を続けたそうです。あるとき、菅原文太さんに食事に招いていただいたことがあり、西沢クンはどこを目指しているんだ?と聞かれ、もちろんチャンピオンです!と答えたそうです。その時文太さんは、人と同じことをやっていたらだめだ。自分の頭で何をしたらよいか、よく考えて、人と違うトレーニングをしなさい、とアドバイスを受けたそうです。西沢さんは、それから人が変わったように自分に向き合い、自分一人で黙々とトレーニングに打ち込み、研究し、そういったことを続けていたら、結果は自然とついてきたそうです。そのトレーニングを行った場所は真冬の軽井沢レイクニュータウンだったそうです。

世界戦でKO負けをしたとき、応援に来ていた娘さんを抱きかかえてリングにあげました。6歳の娘さんは一生懸命泣くのをこらえながら、いや泣きながら西沢さんのぼこぼこの顔をじっと見つめました。西沢さんはその娘さんを抱きかかえて「パパは負けてしまった。でも、ちゃんと立ったぞ。泣かなくていい。強くなりなさい」(ここはyoutubeで見ました)そう言いました。とっても娘さん思いの優しいパパの顔でした。
お会いする前は、怖い方かなと思いましたが、とてもやさしくて、校長室でも、たくさん楽しいお話を聞かせていただきました。とにかく目標をしっかり持つこと、あきらめないこと、そうすれば必ず夢はかなう、何度も何度もおっしゃっていました。力強いお言葉でした。

講演会では、生徒たちもたくさん(先生も!)登場してくれました。西沢さんにパンチを受けていただきました。質問もたくさん出ました。ベルトって重たいんですか?(いいよ、こっちに来て持ってみな)強い人間になるには?ファイトマネーは?減量中何食べていたんですか?生徒会長のお礼の言葉もとっても心がこもっていてよかったです。
楽しい時間でした。西沢さん本当にありがとうございました!

西沢さんですが、現在56歳で、上田市の観光大使もお務めですが、現世界3階級制覇王者の井上尚弥選手の世界戦などにも同行し最前線でご指導をされている方です。出身は上田市で、20歳でプロデビューします。31歳で日本ミドル級王座を獲得し、33歳で東洋太平洋スーパーミドル級チャンピオンとなりました。その後2回の世界戦も経験し、世界チャンピオンからダウンを奪うなど健闘するも、世界の頂点にはあと一歩届きませんでした。
プロボクシングの世界は当時37歳の定年制というものがあったそうです。しかし、西沢さんはこんなに気持ちも体も技術も充実しているのに、人それぞれ体も成長も、またピークも違うのに、同じ年で現役を退くのはおかしい、と、協会に訴え、定年制ルールの改正が実現したとのことです。その後40歳にして東洋太平洋ライトヘビー級チャンピオンを経て、45歳ではWPBF世界クルーザー級で念願の世界王者となりました。(ただし、日本におけるライセンスは41歳で返上し、海外ライセンスでの成績であるため、日本では、元東洋太平洋のチャンピンという肩書になっている、そういう表し方しかできないそうです)その後惜しまれながら47歳で引退をします。

西沢さんは、14回の骨折を経験し、何年間も勝てない時も経験しました。勝っているときは寄ってきた人も、負けているときに潮が引くように去っていった、ということもあったそうです。それでもくじけずあきらめず、自分が決めた目標、夢を決してあきらめずひたすら努力を続けたそうです。あるとき、菅原文太さんに食事に招いていただいたことがあり、西沢クンはどこを目指しているんだ?と聞かれ、もちろんチャンピオンです!と答えたそうです。その時文太さんは、人と同じことをやっていたらだめだ。自分の頭で何をしたらよいか、よく考えて、人と違うトレーニングをしなさい、とアドバイスを受けたそうです。西沢さんは、それから人が変わったように自分に向き合い、自分一人で黙々とトレーニングに打ち込み、研究し、そういったことを続けていたら、結果は自然とついてきたそうです。そのトレーニングを行った場所は真冬の軽井沢レイクニュータウンだったそうです。

世界戦でKO負けをしたとき、応援に来ていた娘さんを抱きかかえてリングにあげました。6歳の娘さんは一生懸命泣くのをこらえながら、いや泣きながら西沢さんのぼこぼこの顔をじっと見つめました。西沢さんはその娘さんを抱きかかえて「パパは負けてしまった。でも、ちゃんと立ったぞ。泣かなくていい。強くなりなさい」(ここはyoutubeで見ました)そう言いました。とっても娘さん思いの優しいパパの顔でした。
お会いする前は、怖い方かなと思いましたが、とてもやさしくて、校長室でも、たくさん楽しいお話を聞かせていただきました。とにかく目標をしっかり持つこと、あきらめないこと、そうすれば必ず夢はかなう、何度も何度もおっしゃっていました。力強いお言葉でした。

講演会では、生徒たちもたくさん(先生も!)登場してくれました。西沢さんにパンチを受けていただきました。質問もたくさん出ました。ベルトって重たいんですか?(いいよ、こっちに来て持ってみな)強い人間になるには?ファイトマネーは?減量中何食べていたんですか?生徒会長のお礼の言葉もとっても心がこもっていてよかったです。
楽しい時間でした。西沢さん本当にありがとうございました!