12月28日 JRC 小諸きずなステーション
コロナ禍の中、生活に必要な食料品などの無料提供を行うイベント「小諸きずなステーション」に、JRCの生徒、生徒会の生徒が参加するということで、行ってきました。コロナプロジェクト2022の代表千野さんは、以前ご挨拶をさせていただき、大変素晴らしい取り組みをされており、学校としてもお役に立てればうれしいなと思っておりました。先週お電話をさせていただいたときに、このイベントに向けて物資を集めているけれどなかなか集まらない、今年は厳しい、ということで大変不安な様子でした。が、直前になり、何とか必要な量が集まったようです。本日は本校の生徒が9時ころから物資の仕分けをして、私が出向いた11時過ぎには準備が整っており、40名から50名の皆さんが、列を作っていました。
高校生が街の方たちと協働して、地域の課題解決のための行動を起こすことはものすごく大切なことで、そこからまたさまざまな視点を養うことにつながるのだと思います。普段あまり接点のない方々との活動によって、相手の立場に立つことや、気をまわして動くこと、知らなかった自分を発見すること気づくこと、たくさんあると思います。わずかな時間でしたが、そんなことを感じてくれればうれしいです。今後は、自分たちから主体的に動けるような取り組みに発展させていってほしいです。まかせてもらい、自分で考え工夫することでまた一回り大きくなれるのではないかと思います。





高校生が街の方たちと協働して、地域の課題解決のための行動を起こすことはものすごく大切なことで、そこからまたさまざまな視点を養うことにつながるのだと思います。普段あまり接点のない方々との活動によって、相手の立場に立つことや、気をまわして動くこと、知らなかった自分を発見すること気づくこと、たくさんあると思います。わずかな時間でしたが、そんなことを感じてくれればうれしいです。今後は、自分たちから主体的に動けるような取り組みに発展させていってほしいです。まかせてもらい、自分で考え工夫することでまた一回り大きくなれるのではないかと思います。





2022年12月28日 Posted by 坂口 健之 at 15:36 │Comments(0)
12月23日 定時制終業式
本日定時制の終業式でした。こんなことを話しました。
皆さんこんばんは。3つの学期の中で最も長い2学期が終わります。そしてまたあと1週間で今年も終わりになります。皆さんにとって令和4年はどんな年だったでしょうか。
日本漢字能力検定協会が毎年発表している漢字があります。全国から募集して、最も選んだ人が多かった漢字が京都の清水寺で発表されます。今年の漢字は何か知っていますか?
そう、戦(いくさ)です。多くの人はきっと、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、今も悲しい苦しい思いをしている人が増え続けているこの戦いの印象が多かったのでしょう。もうひとつの戦は、おそらくワールドカップ、または2月に行われたオリンピックでの戦いかと思います。特に11月から行われたワールドカップのサッカーは寝不足になりながらテレビやインターネットにかじりつく人が多かったのではないでしょうか。私もそのうちの一人でした。サッカー日本代表の戦いにまさに一喜一憂しながらテレビにかじりついていました。
その中で、勝った時の選手や監督をたたえるSNS投稿に反して、負けた時のぼろくそに言う誹謗中傷が大きな社会問題になりました。一生懸命やっている選手たちを傷つけるようなネット上の書き込みが、あのコスタリカ戦に負けたあとの誰のせいとか、だれが悪いとか、目を覆いたくなるような記事を目にしてとてもさみしい気持ちになりました。日本人のサポーターはスタンドのごみ拾いをしたり、応援マナーもとすばらしいと、世界から称賛されましたが、一方での心無い反応がとても残念でした。
ネットでは、簡単に自分の意思を知らない相手に伝えることができます。SNSで書き込みをするというのは、本当に簡単なことで、軽い気持ちでいいねもできるし、勇気づけることもできる。自分も、フェイスブックにちょっとした記事を書いていいねがいろんな人からもらえた時は、みんなから応援してもらっている気持ちになれました。一方で、友達と話している感覚で、第三者を批判したり中傷したり。直接本人に言えないことでもネットならかけてしまう、そんな書き込みで傷つけることも簡単にできてしまいます。
また書き込みだけだなく、自分の撮った動画をSNSにあげ、そこに映っている人を傷つけてしまうようなこともあります。現に全日制でありました。自分のインスタでもブログでも、ネットに挙げることは、誰でも見ることができることになります。自分の目の前の小さなスマホの向うに凄い広くて大きな世界がそして時には恐ろしい世界が広がっている、ということをよく知ったうえで、情報発信をしてほしいと思います。
今年の4月から成年年齢が18歳に変わり、3年生以上の多くの人はもう成人です。1,2年生ももうすぐ成人になります。
今日は終業式の話しとして、SNSの話しをしました。どうか、私もそうですが、おそらく皆さんの体の一部となっているようなこの小さなスマホという便利な道具で、人を傷つけたり、自分も含めて悲しい思いをさせるようなことのないように、情報発信には十分に注意をしてほしいと思います。
それではいい年末年始休業を過ごしてください。

皆さんこんばんは。3つの学期の中で最も長い2学期が終わります。そしてまたあと1週間で今年も終わりになります。皆さんにとって令和4年はどんな年だったでしょうか。
日本漢字能力検定協会が毎年発表している漢字があります。全国から募集して、最も選んだ人が多かった漢字が京都の清水寺で発表されます。今年の漢字は何か知っていますか?
そう、戦(いくさ)です。多くの人はきっと、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、今も悲しい苦しい思いをしている人が増え続けているこの戦いの印象が多かったのでしょう。もうひとつの戦は、おそらくワールドカップ、または2月に行われたオリンピックでの戦いかと思います。特に11月から行われたワールドカップのサッカーは寝不足になりながらテレビやインターネットにかじりつく人が多かったのではないでしょうか。私もそのうちの一人でした。サッカー日本代表の戦いにまさに一喜一憂しながらテレビにかじりついていました。
その中で、勝った時の選手や監督をたたえるSNS投稿に反して、負けた時のぼろくそに言う誹謗中傷が大きな社会問題になりました。一生懸命やっている選手たちを傷つけるようなネット上の書き込みが、あのコスタリカ戦に負けたあとの誰のせいとか、だれが悪いとか、目を覆いたくなるような記事を目にしてとてもさみしい気持ちになりました。日本人のサポーターはスタンドのごみ拾いをしたり、応援マナーもとすばらしいと、世界から称賛されましたが、一方での心無い反応がとても残念でした。
ネットでは、簡単に自分の意思を知らない相手に伝えることができます。SNSで書き込みをするというのは、本当に簡単なことで、軽い気持ちでいいねもできるし、勇気づけることもできる。自分も、フェイスブックにちょっとした記事を書いていいねがいろんな人からもらえた時は、みんなから応援してもらっている気持ちになれました。一方で、友達と話している感覚で、第三者を批判したり中傷したり。直接本人に言えないことでもネットならかけてしまう、そんな書き込みで傷つけることも簡単にできてしまいます。
また書き込みだけだなく、自分の撮った動画をSNSにあげ、そこに映っている人を傷つけてしまうようなこともあります。現に全日制でありました。自分のインスタでもブログでも、ネットに挙げることは、誰でも見ることができることになります。自分の目の前の小さなスマホの向うに凄い広くて大きな世界がそして時には恐ろしい世界が広がっている、ということをよく知ったうえで、情報発信をしてほしいと思います。
今年の4月から成年年齢が18歳に変わり、3年生以上の多くの人はもう成人です。1,2年生ももうすぐ成人になります。
今日は終業式の話しとして、SNSの話しをしました。どうか、私もそうですが、おそらく皆さんの体の一部となっているようなこの小さなスマホという便利な道具で、人を傷つけたり、自分も含めて悲しい思いをさせるようなことのないように、情報発信には十分に注意をしてほしいと思います。
それではいい年末年始休業を過ごしてください。

2022年12月23日 Posted by 坂口 健之 at 19:56 │Comments(0)
12月23日 デュアル実習成果発表会 練習風景
2時間目の途中に、商業の中山先生が校長室に来て、発表会の練習始まりますよ、と呼びに来てくれた。そうだ!前に言われていたと、すっかり忘れて、年末にいろいろと依頼の来る原稿を書いていた。これは見に行かなくてはいけないやつで、見たいやつだ。しかも、1月13日、大勢のお客様をお招きして実施する成果発表会当日は、別の会議が入っていていくことができない。それを中山先生はわかっていて、あわてて呼びに来てくれた。ほんとに感謝。
さて、今年のデュアル実習は、15の企業に18名の生徒がお世話になりました。そもそもデュアル実習は、平成の16年に全国各地に導入されたドイツで始まった職業教育システムです。働きながら学ぶ、学びながら働くという定義で、厚生労働省、文部科学省が推進して導入されたものです。本校では、県内でいち早く実施した軽井沢高校をお手本に、令和2年から実施しています。いわゆる長期のインターンシップで、年間通して企業にお世話になります。知識技術の一端を学ぶのはもちろん、働くことや、そもそもお給料をもらって仕事することとは、サービス業では笑顔がどれだけ大切か、幼稚園や介護施設では、相手に寄り添い思いやることがどれだけ大切か、そんなことを学ばせていただきます。生徒たちは自分と向き合い、仕事と向き合い、大きく成長してくれていると実感します。
今日は、全員の生徒がプレゼンにまとめた実習の様子や学んだことを発表してくれましたが、まだまだ、原稿を読んでいる人が多く、1月13日までに頑張らないといけません。読むこと → 話すこと → 伝えること というように、練習を積んで、しっかり自分の学んできたことを会場でお聞きの皆様に、伝えてほしいと思います。



さて、今年のデュアル実習は、15の企業に18名の生徒がお世話になりました。そもそもデュアル実習は、平成の16年に全国各地に導入されたドイツで始まった職業教育システムです。働きながら学ぶ、学びながら働くという定義で、厚生労働省、文部科学省が推進して導入されたものです。本校では、県内でいち早く実施した軽井沢高校をお手本に、令和2年から実施しています。いわゆる長期のインターンシップで、年間通して企業にお世話になります。知識技術の一端を学ぶのはもちろん、働くことや、そもそもお給料をもらって仕事することとは、サービス業では笑顔がどれだけ大切か、幼稚園や介護施設では、相手に寄り添い思いやることがどれだけ大切か、そんなことを学ばせていただきます。生徒たちは自分と向き合い、仕事と向き合い、大きく成長してくれていると実感します。
今日は、全員の生徒がプレゼンにまとめた実習の様子や学んだことを発表してくれましたが、まだまだ、原稿を読んでいる人が多く、1月13日までに頑張らないといけません。読むこと → 話すこと → 伝えること というように、練習を積んで、しっかり自分の学んできたことを会場でお聞きの皆様に、伝えてほしいと思います。



2022年12月23日 Posted by 坂口 健之 at 19:52 │Comments(0)
12月20日 本日より保護者懇談
担任の先生は大忙しの期間に突入です。
本日より5日間、保護者懇談期間となります。午前3時間の授業を行い、午後を使って基本3者面談を実施します。年に2度、ご家庭の様子をお聞きしたり、学校の様子をお話したり、進路について、成績について、等々短い時間ではありますが、面談をさせていただいております。
来週月曜日まで続きますが、28日の火曜日が終業式となり、年末年始休業へと突入していきます。
本日信濃毎日新聞に、「コーヒー提供や店内装飾 小諸商高3年 接客実習」という記事が東信のページに載りました。これは3年生の選択授業「商品開発」の授業として行っているもので、以前丸山珈琲さんの協力を得て開発した「小商ブレンド」を「小諸駅のまど」(小諸駅に隣接するカフェ)さんに買い取ってもらい、それを販売させていただいているものです。
こうして生徒たちが学校を飛び出して、地域の方と触れ合い、緊張感をもって様々なことを学ばせていただくことは大変ありがたいことで、生徒たちにとってかけがえのない学びの場となっています。小諸商業は、いろんなところで、またこのブログでも書いているかと思いますが、地域での実践、地域の皆様との協働というものを、学習の柱として考えています。商業は人と人、また人ともの・サービス・情報など、あらゆるものをつなぐわたしたちにとって大切な活動です。そういった活動を学ぶためには、実践を通した様々な課題解決をしていく場が必要だと考えています。たくさんの壁にぶち当たり、たくさん考え、解決方法を皆で、自分で導き出して実践していくこと、そういった取り組みをたくさんさせたいなと考えています。
このブログを読んでいただく皆様にも、小諸商業でのこうした活動をご理解ご支援をいただけるとありがたいです。
今日は写真がない(信濃毎日新聞の記事はそのまま載せることはできません)ので、校長室の加湿器(?)と、植物たちの写真を載せます。ちなみに校長室は毎日3年4組がお掃除をしてくれて、楽しいお話をしながらやってくれています。


本日より5日間、保護者懇談期間となります。午前3時間の授業を行い、午後を使って基本3者面談を実施します。年に2度、ご家庭の様子をお聞きしたり、学校の様子をお話したり、進路について、成績について、等々短い時間ではありますが、面談をさせていただいております。
来週月曜日まで続きますが、28日の火曜日が終業式となり、年末年始休業へと突入していきます。
本日信濃毎日新聞に、「コーヒー提供や店内装飾 小諸商高3年 接客実習」という記事が東信のページに載りました。これは3年生の選択授業「商品開発」の授業として行っているもので、以前丸山珈琲さんの協力を得て開発した「小商ブレンド」を「小諸駅のまど」(小諸駅に隣接するカフェ)さんに買い取ってもらい、それを販売させていただいているものです。
こうして生徒たちが学校を飛び出して、地域の方と触れ合い、緊張感をもって様々なことを学ばせていただくことは大変ありがたいことで、生徒たちにとってかけがえのない学びの場となっています。小諸商業は、いろんなところで、またこのブログでも書いているかと思いますが、地域での実践、地域の皆様との協働というものを、学習の柱として考えています。商業は人と人、また人ともの・サービス・情報など、あらゆるものをつなぐわたしたちにとって大切な活動です。そういった活動を学ぶためには、実践を通した様々な課題解決をしていく場が必要だと考えています。たくさんの壁にぶち当たり、たくさん考え、解決方法を皆で、自分で導き出して実践していくこと、そういった取り組みをたくさんさせたいなと考えています。
このブログを読んでいただく皆様にも、小諸商業でのこうした活動をご理解ご支援をいただけるとありがたいです。
今日は写真がない(信濃毎日新聞の記事はそのまま載せることはできません)ので、校長室の加湿器(?)と、植物たちの写真を載せます。ちなみに校長室は毎日3年4組がお掃除をしてくれて、楽しいお話をしながらやってくれています。


2022年12月20日 Posted by 坂口 健之 at 19:03 │Comments(0)
12月14日 学校での様子
今本校では「学び合いWEEK」を実施中です。これは、お互いにお互いの授業を見あって、いいところを評価して、改善すべきところを指摘する、という枠組みです。相互の授業参観です。今まで私が勤務してきた学校では、公開授業や授業参観はしていましたが、教員同士であえて互見しましょうということは、あまりありませんでした。自分の授業をほかの先生にあえて公開するのはちょっとな、と私も思っていましたし、そう思うのは普通かと思います。けれど、今の時代、オンライン授業もありますし、限られた空間の中だけ、目の前のリアルな生徒だけ、という授業でない場合もあります。また、教えることや伝えること、また教えていることや伝えていることをオープンにしていくこと、可視化することは、教師が自分の授業や話すことに責任を持つという意味においても、重要なことかなと思います。
そんな意味でも、また互いに見合うことで質を高めていくということ、また同僚性を高めていく上においても、とても大切なことかと思います。

進路の中山先生から、3月に実施する校内企業説明会のチラシを受け取りました。校内企業説明会は、地元企業の皆様から生徒たちに、「働く」ことについて語っていただき、将来の自分をイメージするきっかけを作る取り組みです。現在ご協力していただける皆様を募集中とのことです。この校内企業説明会のタイトルがまた素敵です。
「signposts from kosho」 これは、「小商からの複数のみちしるべ」という意味で、みんなにはいろんな道しるべがあるんだよ。どの道しるべをたどる?それらの道しるべをたどると、どんな未来が待っているかな?話を聞いて想像してみよう!そして未来を創造してみよう!そんな問いかけなのかなと思います。
道しるべを示していただける企業の皆様を募集しています。
ぜひとも、小商の生徒のために、一翼担ってもいいよ、という方がいらっしゃいましたら是非お声がけしてください。

そんな意味でも、また互いに見合うことで質を高めていくということ、また同僚性を高めていく上においても、とても大切なことかと思います。

進路の中山先生から、3月に実施する校内企業説明会のチラシを受け取りました。校内企業説明会は、地元企業の皆様から生徒たちに、「働く」ことについて語っていただき、将来の自分をイメージするきっかけを作る取り組みです。現在ご協力していただける皆様を募集中とのことです。この校内企業説明会のタイトルがまた素敵です。
「signposts from kosho」 これは、「小商からの複数のみちしるべ」という意味で、みんなにはいろんな道しるべがあるんだよ。どの道しるべをたどる?それらの道しるべをたどると、どんな未来が待っているかな?話を聞いて想像してみよう!そして未来を創造してみよう!そんな問いかけなのかなと思います。
道しるべを示していただける企業の皆様を募集しています。
ぜひとも、小商の生徒のために、一翼担ってもいいよ、という方がいらっしゃいましたら是非お声がけしてください。

2022年12月14日 Posted by 坂口 健之 at 19:09 │Comments(0)
12月8日 34回合唱コンクール
第34回合唱コンクールが開催されました!
本日の午後は、小諸市文化センターで、本校伝統の行事合唱コンクールが行われ、とても楽しい時間を過ごしてきました。
本校の合唱コンクールは40年ほど前に当時の1年生が学校にこのような催しを申し出て、学年行事としてスタートしました。1年生だけで体育館で始まったこの合唱の行事、、平成元年に全学年による第1回合唱コンクールとして歴史が始まりました。平成9年には、現在の小諸市文化センターで開催されるようになり、合唱を通してクラスが団結する素晴らしい行事となっています。
校長としてこの学校に赴任して、この行事があることは知っていましたが、今日初めて会場で皆さんの歌声を聞いて、感激しました。とてもすがすがしい気持ちになったし、生徒たちの一生懸命歌う姿に心が洗われました。
ただ実際に私は観客としてではなく審査員として、心を鬼にして審査をしました。意欲、態度、発声、ハーモニー、表現を100点満点で審査をします。またベストコンダクターも選びます。男女のバランスもありますが、男子の声に迫力のあるクラス、女子の透き通った声が目立つクラス、また指揮者のタクトを振る姿も様々で、クラスごとに特徴があって、本当に審査が難しかったです。
曲は最近の曲が多いのですが、どのクラスもいい曲を選曲しているな、とどれも聞き入ってしまいました。好きな曲がたくさんあったのですが、どういう人が歌っているのか知らない曲も多くありました。1年1組の「正解」という曲は、聞いたことはあったのですが、あらためて、いい詩だな、家に帰ってyoutubeで聞いてみようと思いました。フランプールの証、スピッツの空も飛べるはず、レミオロメンの3月9日、アンジェラアキの手紙、ゆずの栄光の架橋、これらは個人的には何十回も聞いている「俺の中の名作」です。
職員合唱の「なないろ」は、難しい曲でしたが、歌うたびに覚え、覚えるたびに「キラキラキラキラ息をしてる~」と口ずさむようになりました。職員合唱をリードして練習の場を設定してくれ、指揮をしてくれた塚田先生、小学生で習ったピアノを思い出して一生懸命練習して伴奏してくれた郷津先生、本当にありがとうございました。
最後に、全体の企画をした生徒会の皆さん、生徒会としての最後のお仕事お疲れ様でした。
そして中村先生を中心とした生徒会係の先生方、大変お疲れさまでした。ありがとうございました。
何度も言いますが、すばらしい行事でした。



本日の午後は、小諸市文化センターで、本校伝統の行事合唱コンクールが行われ、とても楽しい時間を過ごしてきました。
本校の合唱コンクールは40年ほど前に当時の1年生が学校にこのような催しを申し出て、学年行事としてスタートしました。1年生だけで体育館で始まったこの合唱の行事、、平成元年に全学年による第1回合唱コンクールとして歴史が始まりました。平成9年には、現在の小諸市文化センターで開催されるようになり、合唱を通してクラスが団結する素晴らしい行事となっています。
校長としてこの学校に赴任して、この行事があることは知っていましたが、今日初めて会場で皆さんの歌声を聞いて、感激しました。とてもすがすがしい気持ちになったし、生徒たちの一生懸命歌う姿に心が洗われました。
ただ実際に私は観客としてではなく審査員として、心を鬼にして審査をしました。意欲、態度、発声、ハーモニー、表現を100点満点で審査をします。またベストコンダクターも選びます。男女のバランスもありますが、男子の声に迫力のあるクラス、女子の透き通った声が目立つクラス、また指揮者のタクトを振る姿も様々で、クラスごとに特徴があって、本当に審査が難しかったです。
曲は最近の曲が多いのですが、どのクラスもいい曲を選曲しているな、とどれも聞き入ってしまいました。好きな曲がたくさんあったのですが、どういう人が歌っているのか知らない曲も多くありました。1年1組の「正解」という曲は、聞いたことはあったのですが、あらためて、いい詩だな、家に帰ってyoutubeで聞いてみようと思いました。フランプールの証、スピッツの空も飛べるはず、レミオロメンの3月9日、アンジェラアキの手紙、ゆずの栄光の架橋、これらは個人的には何十回も聞いている「俺の中の名作」です。
職員合唱の「なないろ」は、難しい曲でしたが、歌うたびに覚え、覚えるたびに「キラキラキラキラ息をしてる~」と口ずさむようになりました。職員合唱をリードして練習の場を設定してくれ、指揮をしてくれた塚田先生、小学生で習ったピアノを思い出して一生懸命練習して伴奏してくれた郷津先生、本当にありがとうございました。
最後に、全体の企画をした生徒会の皆さん、生徒会としての最後のお仕事お疲れ様でした。
そして中村先生を中心とした生徒会係の先生方、大変お疲れさまでした。ありがとうございました。
何度も言いますが、すばらしい行事でした。



2022年12月08日 Posted by 坂口 健之 at 18:30 │Comments(0)
12月7日 子ども食堂
本日、「信州こども食堂inこもろ実行委員会」会長の千野久雄さんが本校のJRC部に今月のこども食堂「第76回みんなの食堂」の案内と、必要な人たちに食料品を無料配布する「小諸きずなステーション」の案内を届けに来てくださいました。本校のJRC部も3年ほど前からこの活動に参加しているようです。顧問の有賀先生には、事務局の方がお見えになったときにお話を聞きたい、と常々お話をしていましたが、本日お見えになるとのことで、千野さんに校長室にお寄りいただき、こども食堂の活動の様子や、様々な思い、千野さんご自身の活動などについてお話を聞かせていただきました。
そもそもこども食堂は、地域住民や自治体が主体となり、無料または低価格帯で子どもたちに食事を提供するコミュニティの場であり、帰りが遅い会社員、家事をする時間のない家族、経済的に苦しい家庭などが集まって食事をとることが主な目的となっています。ただし、ここ3年ほどはコロナの関係で食堂自体はできておらず、お弁当の配布を行っているようです。
また、食事を無料で、ということを通して、「人が多く集まる場所」として地域住民のコミュニケーションの場としても、求める機能としてある、とのことです。
76回を数えるこども食堂ですが、今回千野さんは、ぜひとも一度高校生に運営をしてみてもらったらどうだろうか、とご提案くださいました。もちろん、お弁当自体を調理することや、材料の調達、場所などについては心配せず、それ以外のところで、高校生の若い感覚でできることを考えてみることは高校生にとってもいい勉強になるのでは、ということでした。
こども食堂自体が、地域の課題解決に対する取り組みだし、地域への貢献、社会への参画意識を高めることであり、それに関われることで様々な学びがあるはずです。それに加え、それを自分たちが主体的に取り組む機会があるとすればとてもすばらしい機会になると思います。
JRC部や、あるいは部活の垣根を越えて、学校内のいろいろな取り組みの中で、チャレンジさせたいなと思います。
それにしても、千野さんのバイタリティと、地域への思い、そして何より食を通じて、助け合いやふれ合いの思いを育むお気持ちに感動しました。
本日は1時間弱くらいのお時間お話しさせていただきましたが、元気をいただき、私自身大変勉強をさせていただきました。
千野さんありがとうございました。



そもそもこども食堂は、地域住民や自治体が主体となり、無料または低価格帯で子どもたちに食事を提供するコミュニティの場であり、帰りが遅い会社員、家事をする時間のない家族、経済的に苦しい家庭などが集まって食事をとることが主な目的となっています。ただし、ここ3年ほどはコロナの関係で食堂自体はできておらず、お弁当の配布を行っているようです。
また、食事を無料で、ということを通して、「人が多く集まる場所」として地域住民のコミュニケーションの場としても、求める機能としてある、とのことです。
76回を数えるこども食堂ですが、今回千野さんは、ぜひとも一度高校生に運営をしてみてもらったらどうだろうか、とご提案くださいました。もちろん、お弁当自体を調理することや、材料の調達、場所などについては心配せず、それ以外のところで、高校生の若い感覚でできることを考えてみることは高校生にとってもいい勉強になるのでは、ということでした。
こども食堂自体が、地域の課題解決に対する取り組みだし、地域への貢献、社会への参画意識を高めることであり、それに関われることで様々な学びがあるはずです。それに加え、それを自分たちが主体的に取り組む機会があるとすればとてもすばらしい機会になると思います。
JRC部や、あるいは部活の垣根を越えて、学校内のいろいろな取り組みの中で、チャレンジさせたいなと思います。
それにしても、千野さんのバイタリティと、地域への思い、そして何より食を通じて、助け合いやふれ合いの思いを育むお気持ちに感動しました。
本日は1時間弱くらいのお時間お話しさせていただきましたが、元気をいただき、私自身大変勉強をさせていただきました。
千野さんありがとうございました。



2022年12月07日 Posted by 坂口 健之 at 17:53 │Comments(0)
12月1日 生徒会役員との懇談
本日、懸案であった生徒会の皆さんと懇談をしました。かねがね、新生徒会の役員の皆さんと話がしたいなと思っていましたが、私の都合がなかなかつかずに、延び延びになっていました。11月の半ばに、オンラインによる生徒総会があり、新生徒会がスタートしました。その後早速にリーダー研修会があり、これから行われるイベントについて確認したり生徒会役員がそれぞれ考えていることなどを話し合ったようです。
生徒会長の伊藤さんは、コロナでなかなか思うような学校生活が送れていない生徒たちの気持ちを代弁し、もっと楽しい学校生活が送れるよう、行事を中心に企画を考えたいと話してくれました。副会長の酒井君は、高校生になって自分自身を変えたいと思ってここまで生活してきた。気軽に意見交換ができるような学校にしていきたいと話してくれました。
私のほうからは、3つ話をしました。
一つは、対話をたくさんしてくださいということです。生徒会役員と、生徒の皆さんと、また先生たちと、場合によっては校長室に直接来てもらっても構わない。考えているだけ、内輪だけ、ということにならないように、意見交換をたくさんしてほしいとお願いしました。近隣の軽井沢高校の例も話しました。私が勤務していた20年数年近く前に、生徒会顧問であったときに、生徒・保護者・先生の3者でつくる軽高会議が立ち上がりました。みんなで意見を言い合って、権利や自由には責任がともなう、ということの中で、生徒たちは様々な提案をしてくれました。とてもいい会であり、それが今でも続いていることがとてもうれしいし、大切な行動であるという話をしました。
二つ目は、トップに立って、集団をまとめるということはとても難しいこと大変なことだという話。会長副会長は、全体を見渡しながら生徒会を運営していく立場で、様々なイベントや企画の現場責任者ではなくなる。委員長に任せ、生徒たちを動かしていく、というスタンスを大切にしてほしいということを話しました。
三つめは、学校の外にある様々な研修や他校の生徒たちとの交流の場に積極的に参加してほしいということ。生徒会役員は幅広い視点で、いろんな人の考えや意見に耳を傾け、学び、それを生徒会の運営に生かしてほしいと話しました。たまたま今日私のところに連絡がきた「こんにちはは県議会です」~高校生との意見交換会~のチラシを見せて、例えばこういうのとか、どんどん行っていろんな人と意見交換をすると将来にも役立つよ、と話をしました。見せただけのチラシだったのだけど、伊藤会長は、「これ、もらっていってもいいですか」と、目をキラキラさせて、言ってくれました。
とても期待できる生徒会です。
来週の金曜日にプレゼントをあげるから校長室に来てください。と約束をして約45分ほどの懇談を終了しました。とても有意義な時間でした。
今日は撮り忘れてしまって、写真がないので、さみしいので、先ほど撮影した玄関、と外から正面を撮った写真と校長室を撮った写真を掲載します。



生徒会長の伊藤さんは、コロナでなかなか思うような学校生活が送れていない生徒たちの気持ちを代弁し、もっと楽しい学校生活が送れるよう、行事を中心に企画を考えたいと話してくれました。副会長の酒井君は、高校生になって自分自身を変えたいと思ってここまで生活してきた。気軽に意見交換ができるような学校にしていきたいと話してくれました。
私のほうからは、3つ話をしました。
一つは、対話をたくさんしてくださいということです。生徒会役員と、生徒の皆さんと、また先生たちと、場合によっては校長室に直接来てもらっても構わない。考えているだけ、内輪だけ、ということにならないように、意見交換をたくさんしてほしいとお願いしました。近隣の軽井沢高校の例も話しました。私が勤務していた20年数年近く前に、生徒会顧問であったときに、生徒・保護者・先生の3者でつくる軽高会議が立ち上がりました。みんなで意見を言い合って、権利や自由には責任がともなう、ということの中で、生徒たちは様々な提案をしてくれました。とてもいい会であり、それが今でも続いていることがとてもうれしいし、大切な行動であるという話をしました。
二つ目は、トップに立って、集団をまとめるということはとても難しいこと大変なことだという話。会長副会長は、全体を見渡しながら生徒会を運営していく立場で、様々なイベントや企画の現場責任者ではなくなる。委員長に任せ、生徒たちを動かしていく、というスタンスを大切にしてほしいということを話しました。
三つめは、学校の外にある様々な研修や他校の生徒たちとの交流の場に積極的に参加してほしいということ。生徒会役員は幅広い視点で、いろんな人の考えや意見に耳を傾け、学び、それを生徒会の運営に生かしてほしいと話しました。たまたま今日私のところに連絡がきた「こんにちはは県議会です」~高校生との意見交換会~のチラシを見せて、例えばこういうのとか、どんどん行っていろんな人と意見交換をすると将来にも役立つよ、と話をしました。見せただけのチラシだったのだけど、伊藤会長は、「これ、もらっていってもいいですか」と、目をキラキラさせて、言ってくれました。
とても期待できる生徒会です。
来週の金曜日にプレゼントをあげるから校長室に来てください。と約束をして約45分ほどの懇談を終了しました。とても有意義な時間でした。
今日は撮り忘れてしまって、写真がないので、さみしいので、先ほど撮影した玄関、と外から正面を撮った写真と校長室を撮った写真を掲載します。


