校長室の窓から

　長いタイトルになりましたが、しなの鉄道小諸駅で発売している、記念入場券の券面のイラストを本校美術部の平井真帆さんが作成し、大きな話題を呼んでいます。小諸駅の駅長さんがこの入場券のポスターと、皆さんに配ってくださいということで、記念切手をお持ちいただきました。平井さんは小諸駅から、つるしびななどを織り交ぜたおおまかなイメージを提示され、繊細なあでやかなお人形さんを描きました。平井さんにとってもいい思い出となるでしょうし、本校にとっても、イラストやデザインを通して、生徒の得意な分野を生かしてこうして地域の皆様に喜んでいただけることはとっても嬉しいことです。高校生と小諸駅で、コラボできるといいですね、と駅長さんにもおっしゃっていただきました。今後も、いろいろなところで本校の生徒がそれぞれの得意分野で貢献できると素晴らしいと思います。


  

　2学年の「英語表現」「情報処理」「現代文」の3科目のコラボ企画で、「バレンタイン一揆＠小商」という取り組みを行いました。

　現代文の教材で、「私はあなただったかもしれない」を通して人の立場に立って想像することを学んだうえで、英語表現の授業でフェアトレードや児童労働について学習を深めた生徒たちが、商業高校で学ぶ自分たちにできることの一環としてフェアトレードチョコを販売する、という思い切った頼もしくたくましいイベントを2月14日のバレンタインデーに実践しました。



授業にからめた実践があまりにもうれしすぎて、20個も買ってしまいました。  

　今朝、北信越地区高等学校情報処理競技大会で、初優勝をした情報処理部が校長室に報告に来てくれました。
　団体優勝の小諸商業と、2位の新潟商業で、33点もの開きがありました。3位の金沢商業はさらに21点差ということで、圧倒的な力での優勝です。個人優勝の土屋心翔くんも2位の小松商業の選手に18点差のぶっちぎりでした。
　情報処理をはじめ、商業の競技大会に向けた練習や取り組みは本当に地道なコツコツとした学習練習の積み重ねです。彼らは、やってもやっても点数が伸びずにいやになることも、自分の成長を感じられないことも多々ある中で、自分や仲間や先生を信じてここまできました。本当に素晴らしい生徒たちです。学校のため、小諸の地域のためにもこの成績は大変誇らしいものであり、勇気や元気を与えてくれました。

　ほんとうによくやった！おめでとう！
　
  

　本日行われた北信越高等学校情報処理競技大会で、情報処理部が団体優勝、2年の土屋心翔君が個人優勝という速報が入ってきました。


  

　2月9日（木）、2年生16名（4クラスの各4名ずつ）が小諸市役所を訪れ、地域活性化のアイディアを小諸市長に向けて発表しました。本校2年生は、昨年11月に小布施町や栄村などへの北信組と、飯田を中心とした南信組に分かれて研修旅行を行いました。その前には小諸や上田へのフィールドワークも行い、地元と、県内の各地区との違いやそれぞれの良さを見比べながら、小諸市の活性化に向けた取り組みを行ってきました。1組は防災や地域のつながりに焦点を当てた発表を、2組は小諸独自の商品を作って販売する提案を、3組は小諸BIG滑り台計画と題し、小諸の坂を生かした提案を、4組は日本一幸福度の高い街を目指したコミュニティづくりに向けた発表を、それぞれのクラスごとに個性あふれた発表を行いました。
　小諸市の皆様には、こんなに大きな舞台を設定していただき本当に感謝です。生徒たちにとっては、自分たちの学んできたアイディアを市長はじめ職員の皆様に聞いていただけるだけで、本当に幸せなことであったと思います。小泉市長からは、「新鮮で自由な発表を聞けて良かった。高校生が小諸のことを真剣に考えていることが伝わったので、協力して実現できるものがあればいいと思う」と話していただきました。なお、この様子は、ＮＨＫのニュースに取り上げていただきました。

  

　10日（金）、11日（土）に石川県金沢市で行われる商業全商北信越地区高等学校簿記、情報処理、ビジネス計算の各競技に本校から9名の生徒が出場します。8日のお昼に激励会を行い、それぞれの競技代表から抱負を語ってもらいました。今回個人で出場し、大舞台の経験がはじめての選手や、昨年の全国大会を経験し、今年の全国でも上位をうかがうためのステップにする選手など、選手それぞれの今大会の意味合いや目標は違いますが、大舞台に臨むひとりひとりが、大会の雰囲気にのまれることなく、力を発揮してくれることを期待します。
　私からは、県大会にはない違った雰囲気を楽しむこと、いい刺激を受けて今後のモチベーションにつなげてほしいこと、など話し激励としました。生徒たちの活躍、成長、とても楽しみです！


先日応用情報技術者試験に合格した、2年の塩川貴斗君が、合格証をもって、報告をしてくれました。この資格ですが、長野県の商業高校在学中に取得したのが彼が5人目ということで、全国でも非常に難関の資格試験です。先日信濃毎日新聞に大きく掲載していただきましたが、ますます本校の情報処理部が活気づく大きな話題となりました。
塩川君は、昨年の全国情報処理競技大会を、団体個人ともに12位という素晴らしい成績を上げました。今回北信越では、どう自分と戦うか、大きな舞台でいつもと変わらない自分であれるか、いつもどおりの力を発揮できるか、そんなところがポイントになるのかなと思います。情報処理部は塩川君中心にしのぎを削っているとのことです。みんなでしっかり戦ってきてほしいと思います。

  

　本日は前期選抜試験がありました。本校を受検してくれた皆さんご苦労様でした。緊張した一日だったと思います。今日はゆっくり休んでください。
　昨日から3年生は自宅研修に入り、学校も少し寂しくなりました。１，２年生は学期末のテストまで2週間余り、1年の締めくくり、最後の踏ん張りどころです。気持ちよく3年生を送り出し、春には温かく新入生を迎えるために、在校生はラスト頑張りましょう。



  

　大塚先生の国語表現の授業を見学させていただきました。
　大塚先生から、最後の国語表現の授業は発表をするのでぜひ観に来てください、とお声がけをいただき、喜んでいかせていただきました。授業は、中学生に小諸商業のプロモーションをする、というテーマで、小商のいいところ、魅力、キャッチコピーなどをそれぞれの生徒が思い思いに発表していました。キャッチコピーは「学んじゃえ商業！」「商業科目、楽しい科目！」「うるさい小商」「目標見つかる！叶えられる小諸商業」「楽しい三年間を小商で」というようなものが示されました。検定の取得や地域との交流、部活動やいろいろなコミュニケーションが楽しかったという発表が多く聞かれて、とてもうれしく思いました。

　今年度、学びあいweekという授業を互見する週間を設定してもらいました。来年度の年間行事予定表にはこの学び合いweekがあらかじめ学期に一度設定される予定です。ぜひ、もっともっと生徒の学びを深める授業の様子を、多くの先生方が互いに見合うような取り組みを進められればいいなと思います。今日は教務係の浅沼先生にそのことを話すとともに、職員会議でもそんな気持ちを先生方にお伝えしました。



  

　18日の水曜日は、スマイル小商店街の株主総会と、3年生課題研究と選択講座の学習成果発表会が小諸市文化センターで行われました。
　第15期のスマイル小商店街は、昨年の10月に通常の開催をしましたが、その後それぞれの部門の整理やまとめを行い、決算報告と利益処分案を含め、承認を行いました。来年度の取締役も発表されましたので、今年度の課題と成果をしっかり確認して時期につなげてほしいと思います。今年度はスマイル小商店街が実施できたこと、いろいろな改善点や準備不足もある中で、3年前の形でお客様にご来場いただけた、これが大きいと思います。来年度に期待が高まります。乞うご期待！

　学習成果発表会は、課題研究、選択講座などで実施している学習内容の発表です。学んだことは主にスマイル小商店街で実践されますが、スマイル以外で取り組んでいる学びもあります。スマイルでの実践では、小学生にお仕事体験をしてもらう「キッズワーク」、戸塚酒造や佐久平総合技術高校との連携による日本酒造り（ラベルおよび販売）の「広告と販売促進」、スマイルのポスターやチラシ制作、ラインスタンプ制作の「商業デザイン」、マーケティングを学び、仕入れから販売の一連を実践する「商品と流通」、小学生と一緒に商業の一連を学び、小学生と一緒に販売活動を行う「小高連携」、スマイル小商店街全体の分析と評価を行う「企業経営」があります。スマイル以外では、目玉商品の開発および、ラーメン甲子園への出場、小諸駅のまどでの販売活動を行う「商品開発」、年間15回の長期インターンシップである「デュアル実習」があります。
　
　これらの発表も、小諸市文化センターで行うのは3年ぶりです。生徒たちがどんな学習をしているのか、お互いに知ることができ、また、商業科の活動や学びを普通科の先生たちも知ることができて、校内の相互の共有が進んだと思います。学校全体として、みんなで小諸商業の活動を支えていく雰囲気やムードが盛り上がっていくといいなと思います。






  

　昨日から学校が始まりました。本日午前までテストがあり、午後は職員会議のあと、今後の小諸商業の未来を語る職員のグループワークがありました。
　10月29日に第1回目が行われましたが、このグループワークはＣＯＳＭＯと名付けられています。ＣＯＳＭＯとは、coffee　with　shogyo　designの頭文字をとったもので、コーヒーを飲みながらみんなで小諸商業をデザインしよう！というものです。コロナの関係で残念ながらコーヒーはなしとしましたが、先生方が4人一組になってそれぞれに思い思いにどんな学校でありたいか、どんな生徒を育てたいか、語り合いました。
　日々、目の前のことに追われる毎日の中、未来を語る時間がなかなか取れないのが正直なところでありますが、今日のような設定があれば、先生たちの頭や心の中にある熱い強い気持ちや思いを互いにぶつけ合うことができます。教務主任の浅沼先生の粋な演出が所々にちりばめられて、先生たちも話しやすい雰囲気の中、有意義な時間を過ごしました。
　今後もなんとか時間を作って、このようなグループワークを継続していきたいものです。