10月25日② ビジネス探究プログラム 小諸市内フィールドワーク
本校で実践しているビジネス探究プログラムとは、自分や社会のこと世の中のこと、ビジネスについて、それぞれ与えられたテーマに沿って自分たちで調べ、考え、ディスカッションしてまとめ、発表する、という探究の取り組みです。商業、国語、社会の教員によるティームティーチングで4時間連続で行い、今年度の1年生から始めた教科横断型の授業であり、本校にとっては大変大きなアクションです。生徒たちは週に1回、年間通して計画されたカリキュラムに沿って授業を行いますが、本日は、小諸市内の店舗(企業)に取材を行い、ビジネス探究プログラムで学習した手法を使って分析をすることにより、その実際を学びます。小諸市の課題を発見し、どのようにしたら解消できるか考えます。8月に小諸市の小泉市長からの講義を受け全体像を学習しました。本日の学びにより、次回の授業でまとめと分析を行い、発表をします。その中から優れたもの数グループが、2月に小諸市長に向けてプレゼンテーションを行うという計画でおります。
本日は、1年1組と2組が16のグループに分かれて1グループ数社を回りました。いつもの授業の時間帯(2時間目から5時間目)の時間内に収まるように、それぞれが昼食も適宜飲食店でとりながら、スケジュールを自分たちで組みました。
私は、ケーブルテレビのコミュニティテレビ小諸さんとコーヒーの彩本堂さんに取材した生徒たちに同行しました。
生徒たちは、それぞれの企業や商店に対し、小諸市に対してどのような思いをもってお仕事をされているのか、どんな役割を担っていると考えているか、働く意義について、マーケティング活動について、店の名前について、あらゆる質問を投げかけていました。
なお、小諸においでの際、もしお時間がありましたら彩本堂さんの盆栽とコーヒーを味わってみてはいかがでしょうか。詳しくは書きませんが、店の理念、コンセプト、日本の文化への思い、半端なく素晴らしいです。マーケティングの生徒たちへの講義もとても分かりやすくご主人の、出で立ちをはじめ、そのお人柄にひかれてしまいました。絶対にお勧めです。